LDACとaptX HD、どちらでも パナソニックがノイズキャンセル機能付きワイヤレスヘッドフォンを発売
パナソニックは1月29日、ノイズキャンセリング(以下、NC)機能を搭載したBluetoothヘッドフォンの新製品「RP-HD600N」を発表した。音声コーデックにソニーのLDACと米QualcommのaptX HDを採用し、ワイヤレス接続の音質向上とともに幅広いプレーヤーとの接続を実現した。2月22日発売予定で、価格はオープンプライス。店頭では3万3000円前後になる見込み。
LDACは、2015年のCESでソニーが発表した低遅延、広帯域のコーデック。最大990kbps(990kbps、660kbps、330kbpsの3段階)のビットレートで96kHz/24bitの音声信号を伝送できる。一方のaptX HDは、放送業界で実績を積んだaptXのアルゴリズムはそのままに最大48kHz/24bit(ビットレートは576kbps)に拡張したコーデック。いずれも非可逆圧縮を伴うため音質の劣化は避けられないものの、ワイヤレスヘッドフォンで“ハイレゾ相当”の音質を実現するものとして注目を集めている。
RP-HD600Nでは、多層フィルム(MLF)振動板を採用した40mm径ドライバーユニットを搭載し、「不要な残響を残さず、高い応答性と高解像度再生を実現した」という。有線接続時の再生周波数帯域は4~4万Hz、インピーダンスは38Ω。
NC機能はアクティブ式で、マイクをハウジングの外側に配置するフィードフォワード方式と、ドライバーユニット側に配置するフィードバック方式を組み合わせ、広帯域のノイズキャンセルを可能にした。NC機能の強度は3段階(強、中、弱)。電車のアナウンスなど周囲の音を聞きたいときはハウジングをワンタッチするだけで外音を取り込める「ボイススルー機能」も備えた。内蔵バッテリーにより、NC機能オンでも(コーデックはSBC)約20時間の連続使用が可能だ。
このほか人間工学に基づく立体形状のイヤーパッド(3Dイヤーパッド)とボールジョイント機能で幅広い人の耳周辺にフィット。密閉性と遮音性を高める。またスイーベル&折りたたみ機構でコンパクトに折りたためるのも特徴だ。本体重量は約268g。本体カラーは、ブラック、オリーブグリーン、マルーンブラウンの4種類となっている。
なお、NC機能を省いたワイヤレスヘッドフォン「RP-HD500B」も同時に発売する。カラーはブラックのみで、価格はオープンプライス。店頭では2万6000円前後になる見込みだ。
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