「地方によってなぜ呼び名が違うの?」「関東と関西、違う呼び名でも中身は一緒?」そんな日本の言葉を1日1つずつ紹介していく「意外と知らない日本の雑学」。
仕事に行くとき、スーツを着るビジネスマンも多いと思います。背広の下に着るシャツですが、関東と関西では異なる呼び方をします。
背広の下に着るシャツ、関東は「ワイシャツ」、関西では「カッターシャツ」と呼び方が違います。
ワイシャツはもともと「ホワイトシャツ」が、英語の発音上「ホワイト」ではなく「ワイ」という聴こえ方をしたため、日本でワイシャツと呼ばれるようになりました。カッターシャツは大阪を本社とするスポーツブランドのミズノが発売した「カッターシャツ」が広まり浸透していったと言われています。
社会人が背広の下に着るものは「ワイシャツ」、学生が学生服の下に着るものは「カッターシャツ」と呼び分けたり、カッターシャツは「ワイシャツの中でも襟とカフスの取り外しができないもの」と独自の呼び名分けを行う地域もありましたが、現在はしっかり区別している人は少ないようです。
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