先週もっとも読まれた記事は、涙の会見後、何が起きたのか――白骨温泉・若女将が語る「事件の真相」(後編)。長編・白骨温泉シリーズの最終回です。番外編として、同じく嶋田氏執筆の「“本物”の温泉とは?――ポスト秘湯ブームの今、満足できる温泉に出会う法」も掲載しましたので、こちらもご覧ください。
ところで皆さんは、どんな環境で誠を見ているでしょうか? Windows Vistaだと「メイリオ」という名のフォントが入っています※。メイリオの名の由来は「明瞭」。実際にメイリオは、縁がなめらかで読みやすいフォントだと思います。
しかし筆者の環境は、OSがWindows XP。Windows XPでは日本語を表示する標準フォントは「MS P ゴシック」なので、「Vistaはフォントがメイリオでいいな〜」と、ちょっとうらやましく思っていました。
ところが先日、マイクロソフトがWindows XP用にメイリオフォントを公開したのです(参照記事)。「おお、これでWindows XPでもメイリオになる!」と思ってさっそくダウンロードしてみました(参照リンク)。
ところがWebブラウザを開いてみると、なんだか全然きれいじゃないのです。フォントは確かに以前のMS P ゴシックではないものになっているのですが、縁がジャギジャギでかえって読みづらい。「私が使っているWebブラウザが、Internet Explorer 7.0じゃなくてOpera 9.2だからだろうか……」などと悲しい気持ちになっていました。
しばらくそのままでいたのですが、やっぱり口惜しい。会社でちらっとそんな話をしたところ、「画面のプロパティは直した?」と指摘を受けました。それで気付いたのは、「私はClear Typeを有効にしていなかったんだ」ということ。
Windowsのデスクトップを右クリックして、[デザイン]タブ→[効果]を押します。「次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする」にチェックを入れ、「標準」を「ClearType」に変更すればOK。
さらにOperaの[設定]→[詳細設定]→[フォント]で使用するフォントを「メイリオ」に指定すると、きれいにメイリオで表示されるようになりました。やったー!※
なぜこんなに熱くメイリオについて語っているかというと、誠はメイリオで表示すると、きれいに見えるから。
Webページを書く場合にはCSSでフォントを指定することができるのですが、誠ではCSSの“font-family”をメイリオに指定しているため、メイリオをインストールした状態だときれいに見えるのです(ちなみにITmediaはCSSのfont-familyをメイリオに指定していません)。
日本語もいいですが、個人的に特にオススメなのは英文を表示したとき。先週から始まった、英語で読むコラム"Global Perspectives"などは、とてもきれいに表示されます。
余談ですが、米Microsoftでは昔から「PowerToys」という、Windowsの使い勝手をよくするためのツールを配布しています。PowerToysのダウンロードセンターから「ClearType Tuner」というツールをダウンロードしてインストールすると、欧文の見え方をさらに細かく指定できます。欧文サイトをよく見る方にはこちらもオススメです。
もし身の回りに「最近メイリオをインストールしたんだよね」という人がいたら、ぜひぜひ、誠をオススメしてあげてください。とてもきれいに表示されますので。
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