矢野経済研究所は8月4日、「キャラクタービジネスに関する調査結果」を発表、2008年度のキャラクタービジネス市場規模(商品化権および版権の合算値)は2兆4630億円と前年度比2.2%減となったことが分かった。
「キャラクタービジネスは子どもがメインターゲットであるために少子化が大きく影響している」(矢野経済研究所)ことから、市場規模は2005年度の2兆5910億円をピークに、4年連続で縮小している。
キャラクターについて消費者はどのような意識を持っているのだろうか。「キャラクターは好きですか?」と尋ねたところ、「好き(いろいろなキャラクターが好き+特定のキャラクターが好き)」は60.0%。男性より女性、また年代が下になるほど「好き」の比率は高くなっている。
どんなキャラクターに人気があるのだろうか。キャラクターが「好き」と答えた人に「一番好きなキャラクター」を聞くと、トップは「ディズニーキャラクター」で19.2%。以下、「サンリオキャラクター」(5.3%)、「ピーナッツ(スヌーピー)」(5.0%)、「リラックマ」(3.6%)、「ドラえもん」(3.1%)、「機動戦士ガンダムシリーズ」(3.1%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は10代〜60代の男女600人(男性300人、女性300人)。調査時期は2009年6月。
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