朝型の8割「寝起きがいい」 活動時間の違いで睡眠満足度に開き

» 2009年08月19日 17時49分 公開
[塙恵子,Business Media 誠]
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 朝型、夜型といったライフスタイルの違いによって、寝起きの方法や満足度は異なるのか。アイシェアは20代から40代までの男女に起床に関する意識調査を実施した。有効回答数は551人。回答者の属性は「朝型」が31.6%、「夜型」が68.4%。

 十分に睡眠が取れているかとの問いには、「十分に取れている」が12.3%、「どちらかというと取れている」が35.4%で、合わせると約半数が睡眠が「取れている」と回答。

 活動時間別に見ると、睡眠が「取れている」とした人は「夜型」のうち41.1%であるのに対し、「朝型」では62.1%と20%以上も高く、特に睡眠を「十分に取れている」人の割合が目立つ。

 寝起きについては、「いい(すごくいい+どちらかというといい)」が51.0%、「悪い(どちらかというと悪い+すごく悪い)」が49.0%と、割合はほぼ互角の結果に。またよく睡眠を取れている人ほど寝起きが「いい」と答える割合が高くなっている。

 「朝型」では寝起きが「いい」と答えた人が79.3%にのぼり、「夜型」(37.9%)と大きな差が出た。「睡眠の取れ度合や寝起きのよさを考えると、朝型のライフスタイルにはメリットが大きいのかもしれない」(アイシェア

 起床時間の管理方法については、全体の38.8%が「目覚まし時計」使用と回答。「オーディオ機器・携帯などの目覚まし機能」を使う人も29.4%を占めた。一方、「時間になったら自然に目が覚める」も22.9%で、特に睡眠が「十分に取れている」人が36.8%と際立った。

 自由回答形式で聞いた、寝起きをスッキリさせる方法については、「早寝早起きする」という生活リズムに関するものをはじめ、「お風呂にはいる・シャワーを浴びる」「水を飲む」といった回答が多い。ほかにも「簡単なストレッチをする」「太陽の光を浴びる」など、起床後何かをすることで目覚めを促すアイデアが目立った。

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