私、スギモトはアイティメディア企画営業を行う男性38歳「誠世代」のサラリーマン。仕事は結構デキるほうと自負していますが、英語だけは避けて生きてきました。そう、私は日本大好き。海外になんか行ったことはありません。日本人なんだもの、日本にいれば生きていけるじゃないですか……。
しかし最近、最愛の嫁が「パスポートの期限が切れるので海外旅行に行こう」と言いだしました。海外なんて行きたくない。というか、英語が話せない。「英語に抵抗があるんだよね〜」とうっかり会社で話していたら、この企画の“人柱”になることが決定。「ロゼッタストーン」なる英会話学習ソフトを使い、英語を勉強することになってしまいました。
「ほかの英語学習法とは違う」「効果が実感できなかったら、30日以内なら返品OK」と、えらく自信満々なこのソフト。本当に英語が話せるようになるのか? 外国人恐怖症は克服されるのか? 本連載では、38歳ラストサムライ・スギモトの挑戦を長期レポートします。
最近、暑いですね。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。どこにも遊びに行っていないのに、誰かに会うたびに「いい感じで焼けていますね〜」と言われているスギモトです。「いやあ、英語が話せるようになったから、ちょっとハワイで遊んできてね」などと、早く答えてみたいものです。
さて、今回はレベル2のユニット2、テーマは「過去と未来」。
過去と未来と聞くと、30代後半の私は携帯電話がなかった時代を思い出したり、急激なスピードで移り変わるであろう未来に若干出遅れている自分を憂いたり、と何やら複雑な気持ちになる。
そんな風にたそがれていると、過去の苦い思い出がよみがえるような問題が登場した。
出たな、過去形……。
過去形は「現在形の語尾に『ed』が付く」「現在形とはまったく違う形に変わってしまう」「現在形と変わらない」と複数のパターンがあって分かりにくい。中学生のころ、「eat」の過去形の「ate」を見た時には、「『art』の間違いかな」と思ってしまったこともある。「全部語尾に『ed』を加えることで統一したらいいじゃないか!」と思うのは、私だけだろうか。人類で多数決をとったら、勝てる自信はある。
過去に苦しむ私をさらに悩ませたのが、難易度の高い発音。「an envelope」の発音でまったくOKが出ず、先に進めないまま初日が終わってしまった。未来が見えない私である。
次の日、「an envelope」の悪夢を何とか忘れようとした私だったが、レッスン前に思い出してしまう出来事が。
そう、マイクチェックで引っかかってしまったのだ。英語を勉強しているのに、日本語の発音さえできないとは……。これはたるんでいる証拠だと思い、気合いを入れ直してレッスンにまい進する私。
しかし、「art」や「ran」の発音がなかなかクリアできない。日本語の読み方からまだ抜けられていないようだ。だが、繰り返し過去形を叩き込まれているうちに、最初にあった苦手意識がいつのまにかなくなり、文法問題の正答率で100%を達成した。
迷いやすい部分は繰り返しで叩き込み、簡単な部分はサラッと流すという絶妙なプログラム。これが以前ロゼッタストーンに取材に行った時、技術・研究開発担当上級副社長のマイク・ファルカーソンさんが言っていた「シンプルに見える緻密さ」かと実感した。
苦手意識があった過去形の文法はなんとか会得したものの、このユニットでとにかく引っかかったのが発音。Wが付く単語の発音が全然クリアできないのだ。自分ではちゃんと言っているつもりなのに……。
しかし、せっかく文法を習得しても、発音できないとコミュニケーションできないので、何回も発音を繰り返し、クリアできるまで頑張ることに。何度も繰り返して発音していると、ランナーズハイのような状態になり、発音することに楽しみを感じてくるようになってくるのが不思議だ。――へへへ、はまっちまったぜ。
何とかマイルストーンにたどりつくと、おお、これは……米国へ入国するシーンではないか! なるほど、日本から出るとこんな感じで異国に入国するのか……。
サクサク進んでいたものの、やはり発音でつまずく。
しかし何とかクリアし、アメリカに入国することができた!
このユニットのハードルは、過去形の文法ではなく発音だった。とはいえ、苦手意識が強かった過去形を何とか習得できたので満足だ。
次に挑むのはレベル2のユニット3「友人と社会生活」。過去形が苦手だった過去の私にサヨナラした私だが、理想の未来の自分に近付くべく私の挑戦はまだまだ続く。
ロゼッタストーンは、レベル別でご購入いただくことができます。オンラインバージョンもございます。
効果が実感できなかった場合、ご購入後30日以内なら開封していても返品が可能です(ロゼッタストーン・ジャパンからの直接販売によるCD版に限ります)。
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提供:ロゼッタストーン・ジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:Business Media 誠 編集部/掲載内容有効期限:2013年3月31日