仲の良い友達に、相場よりちょっと安く何かを譲ってあげたいと思うこと、ありますよね。「株でもそれができたらいいのに……」と思いませんか?
買値からある程度値上がりして、自分としては気が済むくらいの利益が出たので、そろそろ売ろうかと考えていた株を、ちょうど友人が欲しいと言っていたら、「安く売ってあげたい」と思うのが人情というもの。
しかし、「じゃあ、●●円で売ってあげるから、指値入れといてネ」と約束しても、そうはいかないのが株式市場。一番高い値段を付けてくれた知らない人に、その株は渡っていってしまいます。お金の前に友情の無力さを痛感させられて、人は現実というものを学んでいくんですね(遠い目)。
直接あげようとすると、贈与税もかかっちゃうんですよね。
著者プロフィール:雄山スズコ
漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。投資歴5年。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)。日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ&コラム「まんがで見るキーワード」を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。
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