野外ライブやコンサートなどが行われる時期が近づいてきた。消費者はどのように音楽に触れているのだろうか。
アイシェアの調査によると、「最もよく聞く音楽のジャンル」を尋ねたところ、トップは「J-POP(邦楽)」で49.9%。以下、「ロック/ポップ(洋楽)」が17.7%、「アニメソング」が10.6%、「クラシック」が6.7%、「ジャズ」が3.7%で続いた。男女別に見ると、「J-POP(邦楽)」は男性(46.4%)より女性(54.1%)の割合が高く、「アニメソング」は女性(7.7%)より男性(13.0%)の割合が高かった。
「ライブやコンサートを見に行ったことがありますか?」と聞くと、「ある」は69.9%。「ある」の割合は男性(60.9%)より女性(80.5%)の方が高く、年代が上になるほど高くなっていた(20代61.8%、30代66.7%、40代79.7%)。
ライブやコンサートを見に行ったことがある人に「これまでに行ったライブやコンサートは立って見ましたか? 座ってみましたか?」と尋ねると、「どちらもある」が62.8%、「立って見た」が19.0%、「座って見た」が18.2%だった。多くの人はどちらも経験しているようだ。
しかし、「もしライブやコンサートに行くとしたら、どのように見たいと思いますか?」と聞くと、「座って見たい(できれば座って見たい+とっても座って見たい)」は73.4%と、「立って見たい(とても立って見たい+できれば立って見たい)」の26.6%を大きく上回った。よく聞く音楽ジャンル別に見ると、「座って見たい」の割合は「ロック/ポップ(洋楽)」派では62.3%なのに対して、「アニメソング」派では86.2%に達した。
理由を具体的に尋ねると、「立って見たい」派では「曲に合わせて踊りたいから」「曲にノリたいから」「盛り上がりたい」といった意見が複数。「座って見たい」派では「立ちっぱなしで見るのは疲れる」という声が多く、「静かに聞きたいため」「ゆっくり落ち着いて見たいから」といった意見も挙がった。
インターネットによる調査で、対象は20〜40代男女481人(男性54.3%、女性45.7%)。調査期間は6月25日から30日。
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