日産自動車は、開催中のジュネーブモーターショー2011において、コンセプトカー「INFINITI ETHEREA(インフィニティ エセレア)」を出展した。同社が海外で展開する高級車ブランドが提案する、若者向けラグジュアリーカーとは?
インフィニティ エセレアは、245馬力を生み出すスーパーチャージャー付きの2.5リットル直列4気筒エンジンを搭載し、必要に応じて電気モーターを稼働するハイブリッドカー。トランスミッションにはCVTを採用する。
「日本の伝統的な美意識やクラフトマンシップをモダンに再構成して表現した」というボディは全長4.4メートルの5ドアハッチバック。クーペのようなエクステリアデザインと、セダンのような室内空間を持ち、特徴的な三日月状のCピラーをはじめ、今後のインフィニティデザインの方向性を示唆するという。
グローバルインフィニティビジネスユニットを担当する斎藤徹執行役員は、「エセレアは、保守的であったり、伝統的であったりする既存のラグジュアリーカーを小型にしたクルマを望まない若者向けの新しいタイプの高級車」とコメントする。
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