インタビュー
» 2012年09月12日 08時05分 公開

仕事をしたら“若者”が見えてきた(前編):「近ごろの若いヤツは……」というが、本当にダメなのか (6/6)

[土肥義則,Business Media 誠]
前のページへ 1|2|3|4|5|6       

原田:「今の若者は消費離れしている」と指摘する大人がいます。バブル経済のころに比べ、20代の可処分所得は落ちています。ところが一番落ちているのは60代なんですね。次いで50代、40代、30代と続きます。

 日本は年功序列の国なので、もともと20代はあまりお金を持っていません。バブル経済ときにお金を持っていたのは50〜60代。当時に比べ、今の50〜60代は給与が減っているので、使う額も減ってきています。

 若者は今も昔もお金をあまり持っていません。しかしバブル経済のときの若者はクルマを買っていたので、それが"象徴的"に見えてしまう。象徴的に見えるだけで、実際には上の世代のほうがモノは買っていないんですね。

土肥:なるほど。

原田:若者の間で起きていることの多くは、大人の間でも起きています。さきほどドイさんがおっしゃったように、大人も安いモノを買いますからね。それでも「今の若者は……」と批判する人には、何らかの悪意があるのかもしれない。

土肥:若者を見て「自分たちとは違う」と決めつけるのではなく、「自分たちと同じ部分があるのではないか」と疑うことから始めることが大切なのでしょうね。

 次に「若者の恋愛話」について聞かせていただけますか?

原田:分かりました。

つづく

前のページへ 1|2|3|4|5|6       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセスランキング
  • 本日
  • 週間