「Business Media 誠」の記事アクセスランキング「誠 Weekly Access Top10」。今回は2014年1月20日から1月26日までの集計です。
前週の1位は神尾寿の時事日想より、「NTTドコモが『第3のOS』Tizenスマホを販売延期した理由」でした。Android、iOSと対抗するために開発が進んだスマートフォン用OS「Tizen」ですが、その活路はスマホではなく、自動車業界などにあると神尾氏は述べています。
2位はスポンサー8社がCM放送を見合わせることとなった、日本テレビ系列の連続ドラマ「明日、ママがいない」について述べた記事「赤ちゃんポストに預けられた子供が「ポスト」と名乗るドラマの何が問題なのか?」となりました。日本テレビは当初の予定通り全9話を放送する意向を示しており、今後も話題に上がることになるでしょう。こうした一連の“炎上”騒ぎを見て、内容が気になって視聴した人もいるのではないでしょうか。
このほか、日本の採用事情に異議を唱えたサカタカツミ氏の「誘っておいて面接で落とす――ここがヘンだよ日本の人事」や、競技フィギュアスケートを引退した安藤美姫氏の去就について触れた「安藤美姫はどこへ行く?――韓国フィギュア界もラブコール」も人気でした。
1位の記事「NTTドコモが『第3のOS』Tizenスマホを販売延期した理由」では、Tizenの車載情報機器向けプラットフォーム「Tizen IVI」について触れていましたが、スマホと自動車の連携機能は現在盛り上がっている技術の1つです。
Tizen IVIはこれは2013年10月に開催された「CEATEC JAPAN 2013」のインテルブースで展示されていたコンテンツですが、カーオーディオをスマホから操作できたり、社内のディスプレイでFacebookやメールをチェックできたりと、なかなか便利です。「専用のアプリも社内のディスプレイからダウンロードできるようになる」(説明員)とのことでした。
スマホ連携ではないですが、自動車運転中の居眠りを防止するシステムも富士通のブースで展示されていました(開発中の参考展示)。これは耳にクリップをはさみ、心拍数の変化を計測して運転者の眠気を検知するシステムで、データの分析はスマートフォンで行います。技術が進めば、データの分析をスマホではなく車内のコンピューターで行うこともできるでしょう。これらの技術はそれぞれ2015年ごろの実用化を目指しているとのこと。どのような形で製品になるのか楽しみです。
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