クラウドを活用すれば業績が伸びるってホント?投資4コマ漫画『カブ・ジェネレーション』

» 2014年03月08日 00時00分 公開
[雄山スズコ,Business Media 誠]
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 IT世界の進化は早く、何かを理解しようとしているうちにまたすぐに新しい言葉が登場してきますね。“クラウド”についてよく理解できていないうちに“ビッグデータ”なるものがビジネスの現場に登場し、伸びる企業に投資したい株トレーダーとしても頭の中が飽和気味になってしまっています。

 実際のところ、言葉の意味が分からなくても、それを活用して業績を伸ばしている企業を探せばいいのですが、「知識が増えることは悪いことではないはず」と無闇に頑張ってしまいます。筆者の文系脳では無駄かもしれませんが、日々勉強です!

 「クラウド」「クラウド・コンピューティング」については、漫画中でハゲタカくんが語っていますが、どのような立場で利用するかによって解釈にやや違いが出るようです。おそらく、Web上にアップロードされているデータやソフトウェアを利用するのが、一般的なユーザーでしょう。誰もが快適なWeb環境を手に入れつつある現在、特に「自分がクラウドを利用している」という意識を持たないまま雲の中に手を突っ込んでいる人も多そうです。

 ところで「Web」という単語は元来、蜘蛛の巣という意味です。クラウドは雲を意味する単語なので日本人的にはちょっと紛らわしいかもしれません。正直なところ、細かい単語の意味を理解するよりIT関連株で一儲けできた方がぶっちゃけ嬉しいよねーなんて思ってしまったりもします(笑)。

編集Iのつぶやき

ビックデータやクラウドと言ったバズワード(定義や意味があいまいな言葉)はIT業界では特に多いです。記者としては気をつけなければならない言葉ですが、日常会話では普通に使ってしまっていますね……。


カブジェネが単行本になりました!

本連載『カブ・ジェネレーション』が単行本『新感覚投資コメディ 株に恋して』(中経出版)となって、2013年11月26日に発売しました。ハゲタカくんのスピンオフや作者自身のしょっぱい過去、オススメ(?)優待情報などなど、本でしか読めない描き下ろしも盛りだくさん。あずさとはるかの投資を巡るドタバタコメディ、どうぞお楽しみください!


 →『新感覚投資コメディ 株に恋して』(中経出版)


著者プロフィール:雄山スズコ

漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)、『国会萌えコメディ 政界のまんががこんなにユルいわけがない』(集英社)。ぷら@ほ〜むで『国会萌えコメディ政界のまんががこんなにユルいわけがない』を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。カブ・ジェネレーション単行本『新感覚投資コメディ株に恋して』(中経出版)が2013年11月26日に発売。「ハゲタカくんの華麗な日常」ほか描き下ろし漫画もたくさん。


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