オンラインゲームというと、流行り廃りが早いというイメージがあるが、グラフィックの世界にも“流行りの絵”はあるのだろうか。
「ありますね。私たちの仕事で大切なのは、トレンドを早く見つけて、それに適したクリエイターを見つけなければいけません。いま売れているゲームは何か? どういったところがウケているのか? といったことを分析して、次のトレンドを見つけていかなければいけません」
素人にはなかなか分からないかもしれないが、いまの流行っている“手”とか、いま多くの人に指示されている“雲”とかがあるそうだ。ところで、グラフィックのクリエイターってどんなタイプの人が向いているのだろうか。
「いろいろな要素が必要ですが、粘り強い人が向いていますね。ゲーム会社の意図を汲み取って、最高の絵をつくらなければいけません。1枚描いて、それがOKであればいいのですが、なかなかそうはいきません。なので、粘り強く、何度も何度も最高の絵を作ることができる人が向いていますね」
ゲームといえば一発ドカンと当たれば、ボロもうけ……そんなイメージもあるが、同社に所属するクリエイターの収入はどのくらいなのだろうか。「専業でやって、サラリーマンの年収くらい稼ぐ人もいますね」。すぐに一攫千金とまではいかないが、絵を描くのが得意&粘り強い……という人はチャレンジしてみてはいかが?
プロのポーカープレイヤーって何? 優勝賞金5000万円を手にした男に聞く
ネトゲ婚はアリ?――廃人同士で結婚してみた
“暇つぶし”とは何か――ゲーム中でも「暇だ」と思う理由
ソーシャルゲームにお金を払う理由、払わない理由
ソーシャルゲームユーザーは、いつ財布を開くのか――顧客満足度とマネタイズの関係Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング