PCで作成したデータは、外出先で使うスマホやタブレットでも表示できると便利です。
「情報システム部門としては、クラウドサービス提供社のセキュリティ性も意識せよという課題はあるようですが、具体的に“これを使いなさい”と指定されていないケースは多いと思います。私自身の事例では、マイクロソフトのOneDrive、GoogleのGoogleドライブの利用は(通信も)許可されていましたが、このほかのクラウドストレージサービスは利用不可で通信が遮断されていたことがありました。あくまで予想ですが、OneDriveはMicrosoft Officeのオフィスでの利用率とクラウドで連携して活用するグループウェア群の普及も進んでいるため、利用できるようにしてあるのでしょうね」(坪山氏)
業務PCがWindowsなら、まずはマイクロソフトの「OneDrive」(Windows版:無料、Android版:無料、iOS版:無料)を使うのが楽そうです。
OneDriveのフォルダは、マイクロソフト謹製ということもあってWindowsエクスプローラ(マイコンピューター)と自然に融合してくれること、そしてMicrosoft Officeと連携性がよいのが大きなポイントです。PC内の一般フォルダと同じ感覚でオフィスデータの保存先フォルダとして使えます。OneDriveフォルダへ保存したWordやPowerPointのファイルは、スマートデバイスにプリインストールされているビュワーアプリや、Microsoft Officeのオンライン版「Office Web Apps」で、外出先のスマートデバイスで開けます。
つい先日(2014年6月24日)、OneDriveは無料で使えるストレージ容量が7Gバイトから15Gバイトに増量となることが発表されました。2014年7月中に行われるようです(関連記事参照)。
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