今度の“Woooケータイ”はHD動画撮影に対応──「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」
個性的な映像表現を追求してきたWoooケータイの最新モデル「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」は、ケータイながらもHD動画が撮影可能なムービーケータイ。光学3倍ズームや動画手ブレ補正を備え、HDMI端子からテレビなどにデジタル出力する機能も用意した。
日立製作所製の“Woooケータイ”最新モデル、「Mobile Hi-Vision CAM WOOO」は、au初の1280×720ピクセル/秒間30フレームのHD動画撮影機能を搭載したムービーケータイだ。
AF付きの500万画素CMOSカメラは、光学3倍ズームレンズを搭載。レンズは背面側のヒンジ寄りにあり、ディスプレイを半分開いて、箸を持つように親指と人差し指の間に端末をかけて撮影する。ヒンジ部の横、ちょうど人差し指を置く場所に録画/シャッターボタンを備える。ディスプレイ部には、従来のWoooケータイが採用していた2Wayオープンスタイルに似たヒンジを採用しており、ディスプレイを回転させ、アングルを変えての撮影にも対応できる。日立製ビデオカメラでおなじみの「秒撮」機能を装備し、すぐに撮影できるよう待機できるほか、動画の撮影に便利な音声ズームも備えた。
手ブレ補正や顔検出は静止画と動画の両方に対応している。画像処理エンジンはPicture Master for Mobileを搭載し、動画はもちろん、静止画の撮影にも威力を発揮する。本体にはHDMI タイプC端子も用意しており、対応機器と直接接続して映像と音声を出力することも可能だ。
ディスプレイは3インチのIPS液晶。解像度はフルワイドVGA(480×854ピクセル)だ。LISMO Videoやワンセグなどの映像コンテンツも美しい画面で視聴可能。Bluetoothや赤外線通信(IrSimple)のほか、グローバルパスポートCDMAに対応しており、海外でもCDMAネットワークが利用できる。従来機種で好評だったモバイル辞書も搭載する。
機種名 | Mobile Hi-Vision CAM Wooo |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約50×118×19.9ミリ(最厚部18.8ミリ) |
重さ | 約150グラム |
連続通話時間 | -(検討中) |
連続待受時間 | -(検討中) |
カメラ | 顔認識AF付き 有効500万画素CMOS 手ブレ補正 |
外部メモリ | microSD(最大2Gバイト)/microSDHC(最大8Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.0インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)IPS液晶 |
サブディスプレイ | - |
主な機能 | LISMO Video、着うたフルプラス、Bluetooth、グローバルパスポートCDMA、Touch Message、au Smart Sports(Run&Walk、Karada Manager、Fitness、Golf)、ワンセグ、EZナビウォーク、EZ助手席ナビ、安心ナビ、災害時ナビ、EZ FeliCa(おサイフケータイ)、ナカチェン、デコレーションメール、デコレーションアニメなど |
ボディカラー | レイズブルー、マイカブラック、カシスレッド |
関連キーワード
Wooo | HD動画 | 2WAYオープンスタイル | au | Bluetooth | CMOS | グローバルパスポート | 日立製作所 | 手ブレ補正 | LISMO Video | microSDHC | Woooケータイ | au Smart Sports | 着うたフルプラス | HDMI | おサイフケータイ
関連記事
「HDムービーケータイ」をビデオカメラ的にチェックする
KDDIの「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」は、国内製品としては初めてハイビジョン映像撮影機能を備えた携帯電話。そのビデオカメラ的な部分をチェックした。HDムービー、ソーラー充電、防水スポーツ、読書──個性的なau 2009年夏モデル8機種
KDDIが5月25日に発表したau 2009年夏モデルは、個性豊かな8機種をラインアップ。EZブックコンテンツが快適に楽しめる「biblio」や防水スポーツケータイ「Sportio water beat」、HDムービーカメラ搭載の「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」、ソーラーパネル搭載の「SOLAR PHONE SH002」など多彩な端末をそろえた。世界初「3D対応」のフルワイドVGA IPS液晶、2WAYオープンの“Wooo”ケータイ──「H001」
日立製作所製の「H001」は、世界初となる3D対応の3.1インチフルワイドVGA液晶を搭載する“Woooケータイ”。ディスプレイが横にも開く2WAYオープンスタイルを採用し、映像やゲームを横向きで楽しめる。角度によって色が変化して見える“マジョーラ”採用のカラーも用意した。写真で解説する「Woooケータイ H001」
「Woooケータイ H001」はフルワイドVGAの“3D液晶”とディスプレイが横にも開く2WAYオープンスタイルが特徴のハイエンドモデル。ワンセグや5Mピクセルカメラ、編集機能付きPCドキュメントビューア、ゲームなどの機能に加えて、専用の3Dキーでさまざまなコンテンツを2Dから3Dに変換できる。KDDI、2009年春モデル10機種発表――3D液晶、フルWVGA有機EL、8M CCDカメラ、タッチパネル、フルチェン第2弾も
KDDIが2009年春モデルを発表した。音楽や映像機能に注力した「Walkman Phone, Premier3」「Woooケータイ H001」、au初のタッチパネル搭載機「CA001」、8Mカメラを備える「Cyber-shotケータイ S001」「SH001」など、計10機種を新たに投入する。WVGA有機EL+Woooの映像技術、こだわりの“プレミアム画質”──「Woooケータイ W63H」
日立製作所製の「Woooケータイ W63H」は、同社薄型テレビ“Wooo”のブランドを冠した3代目モデル。ワイドVGA表示の有機ELディスプレイやWooo譲りの映像エンジン技術の搭載など、これまでにない映像へのこだわりを見せる。写真で解説する「Woooケータイ W63H」
3代目“Woooケータイ”「W63H」は、2007年の人気モデル W53Hの薄型回転2軸ボディやデザイン性を継承しつつ、ワイドVGA対応の3.1インチ有機ELディスプレイや500万画素AFカメラなどで大きく機能向上。au秋冬モデルのテーマ「映像にこだわる」をもっとも享受できるモデルの1つに仕上げられた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.