写真で解説する「L-01B」(1/2 ページ)
2009年夏モデルの「L-04A」と「L-06A」に続き、日本発の“LGジャパンモデル”として登場する「L-01B」。感圧式の「タッチボード」や好きな色を読み込める「カラーリーダー」など、独特の機能を搭載した。
NTTドコモのSTYLEシリーズに属するLGエレクトロニクス製の「L-01B」は、ダイヤルキーの上部に搭載した、タッチ操作が可能な1.4インチの「タッチボード」が目を引く。2009年夏モデルの「L-04A」と「L-06A」に続き、L-01Bも日本発の“LGジャパンモデル”だ。発売は2010年2~3月の予定。
ボディサイズは約50(幅)×110(高さ)×15.1(厚さ、最厚部18.7)ミリ、重さは約130グラムで、最近の折りたたみ端末では一般的なスペックといえる。メインディスプレイは約3.0インチのワイドVGA(480×800ピクセル)液晶で、タッチパネルには対応していない。ボディ先端にはカーブが描かれており、柔らかいイメージを与えている。ボディカラーは比較的オーソドックスな「Misty Black」と「Pure White」に加え、ビビッドな「Lemon Yellow」と「Gloss Pink」もラインアップ。Pure WhiteとGloss Pinkは1色で統一し、Misty BlackとLemon Yellowはツートンカラーとなっている。
4つの機能を搭載した「タッチボード」
L-01Bの大きな特徴であるタッチボードは、約1.6インチ(140×320ピクセル)、26万2144色のTFT液晶。タッチパネルは感圧式となっている。タッチボードでは「ショートカット」「待受画面」「オエカキフォト」「マイコンタクト」の4つの機能を利用できる。これらの4つの機能はタッチボードをフリックするか、サイドキーを押すと切り替えられる。
ショートカットには最大8つの機能を登録でき、好きな機能を割り当てられる。ショートカットアイコンをロングタップすると、メインディスプレイに設定画面が現れるので、各番号に機能を割り当てる。なお、タッチボードの1画面に表示されるショートカットは最大4件。残り4件は画面を切り替えてから呼び出す。
待受画面はデータフォルダから画像を選べるほか、オエカキフォトで撮影した写真を設定できる。オエカキフォトは、140×320ピクセルで撮影した写真をスタンプやペン、フレームなどをタッチ操作で加工して、そのままタッチボードの待受画面に設定できる機能。マイコンタクトには、よく連絡を取る相手をアドレス帳から登録でき、タッチボードから簡単に電話をかけられる。
タッチボードはメインディスプレイと連動している点にも注目したい。例えば、受信BOXのメール一覧をメインディスプレイに表示させると、タッチボードにはカーソル選択したメールの本文が表示され、タッチボードをフリックするとスクロールする。短文ならスクロールせずに全文を読めるので、キーの操作回数を減らせて便利だ。このほか、タッチボードで受信メールを見ながら返信メールを作成することもできる。
メールの作成中には「文字デコレーション」「背景色」「デコメピクチャ」「チビデコエディタ」アイコンがタッチボードに表示され、手軽にデコメールを作成できる。チビデコエディタでは、手書きのデコメ絵文字を作成できるので、「おはよう」「ありがとう」などよく使うフレーズを登録しておくといいだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.