ニュース
ゼンリン、「e-map」と「セカイカメラ」の連携サービスを発表
ゼンリンデータコムが、法人向けソリューション「e-map」と「セカイカメラ」の連携サービスを発表。ユーザーは、企業や店舗の拠点情報を絞り込んで閲覧できるようになる。
ゼンリンデータコムは12月2日、同社の法人向けソリューション「e-map」の拠点案内サービスと、「セカイカメラ」の連携サービスを発表。e-mapのオプションとして2010年2月に販売する予定。
同連携サービスは、e-map導入企業の拠点情報をセカイカメラ上で提供するもの。企業が店舗や物件などの案内情報を「オーソライズドタグ」化することで、ユーザーは街中でiPhoneをかざすだけで、各拠点の案内情報を絞り込んで閲覧できる。なお、案内情報はe-mapのデータを共用する。
また、本サービスの販売に先立ち、「マツモトキヨシ」の店舗情報をセカイカメラ上で表示する試験運用が2009年内に開始される予定。
advertisement
e-mapは、Webサイトに地図やナビゲーション機能を採用した拠点案内ソリューション。流通、金融、不動産、観光、自治体など、これまでに約300以上の企業や団体が活用している。
関連記事
- 特集:“位置情報連携”で進化する、モバイルサービスの今とこれから
ドコモとゼンリンデータコムが業務・資本提携を強化
2007年に業務・資本提携したNTTドコモとゼンリンデータコムが、携帯向け地図サービスの拡充を目的に、協業体制をさらに強化する。楽天トラベル、「セカイカメラ」を利用した旅行者向けサービスを開始
楽天トラベルと頓智・が、セカイカメラを使って宿泊施設の情報を閲覧できるサービスを開始した。パリのシテ科学産業博物館、展示案内にセカイカメラを利用
セカイカメラがパリのシテ科学産業博物館の展示物を「拡張」する。位置測位にはクウジットのPlaceEngineを利用。セカイカメラは「アウトドアなIT」――160年の老舗ブランドが拡張現実に期待
革の老舗ブランドであるロエベとのコラボにより、ついにセカイカメラのビジネスがスタートする。“その場にいる”ことで情報が得られる拡張現実を使い、幅広い集客を狙う。- クウジット、「セカイカメラ」の商用サービスに位置推定技術を提供
「ロエベ アマソナ展」でスタートした「セカイカメラ」の商用サービスに、クウジットの位置推定技術「PlaceEngine」が採用された。 行政も拡張現実に興味 岐阜県にセカイカメラ用散策コース
拡張現実で地域振興――。岐阜県高山市の散策イベントにセカイカメラ用の散策コースが設置された。同県では地域振興の一環として、県内全域でのエアタグ整備も進める。セカイカメラ次期バージョンは「11月中」 “エアツイッター”など新機能もぞくぞく
CEATECに頓智・がセカイカメラを出展。“エア動画”“エアピアノ”といった新機能が披露されたほか、次期バージョンの内容も一部が明らかになった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.