レビュー

写真で解説する「F-07B」(1/2 ページ)

約2年ぶりに復活した“ヨコモーション”スタイルが特徴の「F-07B」。スリムなボディにワンプッシュオープンボタンを搭載して使いやすさに磨きをかけたほか、1220万画素カメラや3.3インチディスプレイを装備するなど、高いスペックも実現している。

 NTTドコモの富士通製端末「F-07B」は、2008年に発売された「F906i」以来となる、折りたたみ型のヨコモーションを採用したモデル。STYLEシリーズながら、1220万画素カメラやワンセグ、オートGPS、Bluetooth、WORLD WING(3G+GSM)、下り最大7.2MbpsのFOMAハイスピードに対応するなど、PRIMEシリーズと比べても遜色のないスペックを実現している。ただし防水性能には対応していない。

※初出時に「上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピードに対応している」旨の記述がありましたが、上りのFOMAハイスピードには対応していません。お詫びして訂正いたします。(06/03 19:59)
富士通製の「F-07B」。ボディカラーはNight Black、Precious Rose、Shiny Whiteの3色

 ボディサイズは約50(幅)×110(高さ)×14.8(厚さ、最厚部約18.8)ミリ、重さは約128グラム。F906iの厚さ18.7ミリから約3.9ミリ薄くなっており、14グラムの軽量化にも成功している。また、F906iでは「本体を開けるときに、ディスプレイが勝手に横スライドしやすいという声が多く挙がっていた」(説明員)ことから、F-07Bではワンプッシュオープンボタンを新たに採用した。ディスプレイが左右両方にスイングするのはF906iと同様だ。

背面パネルの下部には鏡面加工が施されている(写真=左)。裏面にはカメラ、フォトライト、赤外線ポート、スピーカー、FeliCaマークなどがある(写真=中)。本体を開いた正面。ディスプレイは3.3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)液晶を搭載(写真=右)
ディスプレイは左右両方に90度スイングする
左側面には外部接続端子とワンプッシュオープンボタン、ストラップホール(写真=左)、右側面には、カメラやミュージックプレーヤーなどの操作に使う3つのキーを搭載(写真=右)
ヒンジ部(写真=左)と先端部(写真=右)
端末を机に置いた状態や手に持ったままでも、横画面で快適にワンセグやフルブラウザなどを利用できる
左がF906i、右がF-07B。F-07Bの方が約4ミリ薄い
サブディスプレイ(0.8インチ有機EL)は背面下部に浮かび上がるように現れる(写真=左)。背面パネルの上面と底面の間にイルミネーションを用意し、本体の開閉時や着信時などに、間接照明のように点灯する(写真=中、右)
STYLEシリーズの中でもハイスペックな1220万画素カメラを搭載している(写真=左)。薄型化を優先したためか、microSDスロットはバッテリーカバー内部にあり、カードを着脱するにはバッテリーを外す必要がある(写真=右)
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