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ユニバーサルサービス料、月額5.25円から3.15円に値下げ――7月利用分から
携帯電話・PHSのキャリア各社は、7月利用分以降のユニバーサル料金を、現状の月額5.35円から3.15円に値下げすると発表した。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、イー・アクセス、ウィルコムは4月18日、2012年7月利用分からの「ユニバーサルサービス料」を、現行の月額5.25円から3.15円に変更すると発表した。
ユニバーサルサービス料金制度は、NTT東西の固定電話や公衆電話の保守・緊急通報の提供を確保するために必要な費用を、通信事業者全体が電話番号数に応じて負担するもの。ユーザーごとの負担料金は、通信事業者らで構成する電気通信事業者協会(TCA)が半年ごとに見直し、総務省の認可を経て改定を行っている。
ユニバーサルサービス料は、携帯電話やデータ通信サービス、IP電話の1番号ごとに発生するため、複数回線を契約している場合は回線の数だけ請求される。通常契約(ポストペイ)では月額料金と合算して徴収されるが、プリペイドではキャリアごとに徴収方法が異なっている。
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ドコモのプリペイドデータプランでは、チャージ料金に利用期間分のユニバーサル料が合算されており、まとめて支払う方式を採用。KDDIのauプリペイド式携帯電話では、通話可能期間として加算される日数30日分ごとのユニバーサル料が、カード登録(チャージ)時に通話料残高から引き落とされる。ソフトバンクモバイルのプリペイド端末では、料金をチャージするごとに11円を残高から引き落としている。またイー・アクセスのEMチャージは同社がユニバーサル料を負担する形のため、ユーザーからは徴収していない。
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