レビュー

ソニーブースで「Xperia Z」をじっくり触ってきた――写真と動画でチェック2013 International CES(3/3 ページ)

今回のCESで発表されたスマートフォンの新機種の中でも特に注目度の高いモデルが、Sony Mobileの「Xperia Z」だろう。デザイン、持ち心地、ユーザーインタフェース、カメラなどの見どころをお伝えしよう。

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「Xperia Z」と「Xperia ZL」の違いは?

 今回、Xperia Zと同時に「Xperia ZL」も発表された。背面はガラス素材ではなくオーソドックスな樹脂となっているが、5インチフルHD液晶、クアッドコア、アイコニックな電源キーなど、ハードウェア性能の多くはXperia Zと共通している。サイズは69.3(幅)×131.6(高さ)×9.8(厚さ)ミリ、重さは151グラム。Xperia Zよりはやや厚く重い。プロセッサーはクアッドコアCPU搭載の「MSM8064」。防水・防塵には対応しない。ブース説明員によると、Xperia Zは薄さとシンプルさを前面に出し、ソニーがゼロから新しいコンセプトでデザインしたモデルであるのに対し、Xperia ZLは旧来のスマートフォンが正統に進化したもの――という位置づけだ。型番の「L」は「特に意味はない」そうだ。昨秋に発表した「Xperia T」と「Xperia TX」のような関係だと思われる。

「Xperia ZL」。ボディカラーはホワイトとブラックの2色
Xperia Zと同じく5インチのフルHDディスプレイを備えるが、背面にガラス素材は使われていない
Xperia ZLでは、上端部のイヤフォンジャックはカバーなしとなっている(写真=左)。下端部(写真=右)
左側面(写真=左)と右側面(写真=右)。Xperia ZLにもアルミ素材の大きな電源キーが用意されている

背面下部のカバーを開けると、microSDとSIMスロットが現れる
いずれの写真も左がXperia Z、右がXperia ZL。ZLのホワイトはXperiaシリーズでは珍しく、ディスプレイの周りがブラックではなくホワイトになっている
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