Microsoftのモバイル写真共有アプリ「Xim」がApple TVやChromecastに対応
iOS/Android/Windows Phone向けのクラウドベースの写真共有アプリ「Xim」がアップデートし、テレビ画面へのキャストが可能になった。
米Microsoftの研究部門、Microsoft Researchは12月17日(現地時間)、10月に公開したiOS/Android/Windows Phone向けの写真共有アプリ「Xim」(「ジム」と読む)をアップデートし、米AppleのApple TV、米GoogleのChromecast、MicrosoftのXbox One、米Amazon.comのAmazon Fire TVをサポートしたと発表した。
Ximは、端末内やクラウド上の写真を、招待したメンバー内で閲覧できるようにする写真共有アプリ。共有の流れは以下の通り。
- 共有したい写真の保存先を、端末、自分のアカウントのOneDrive、Dropbox、Facebook、Instagramなどから選択する
- 共有したい写真をタップして選ぶ(50枚まで選べる)
- 共有したいメンバーを、端末内の連絡先から選ぶ(電話番号あるいはメールアドレス)
- 相手に招待メッセージが送信される
Ximを立ち上げるためにはアプリをインストールしておく必要があるが、招待されたメンバーはアプリをインストールせずに写真を閲覧できる。写真を共有したメンバーは、写真を拡大したり、コメントをつけたり、メンバー同士でメッセージをやりとりしたり、新たな写真を追加したりすることができる(1つのXimで50枚まで)。写真の共有はクラウドベースで行われ、一定期間後に自動的に消滅する。
このアプリがバージョン1.3で上記の一連のテレビ用端末をサポートし、テレビの大画面で共有する写真を表示できるようになった。新たに画面の右上に表示されるようになったテレビ画面アイコンをタップし、表示されるテレビ用端末からキャスト先を選択してXimを作成(あるいは選択)すれば、キャストがスタートする。
Microsoftは、写真共有アプリは多数あるが、これだけ多様なプラットフォームに対応するのはXimだけだとしている。
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