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京セラ「A5305K」
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Mobile:PR 2004年03月03日 05:26 AM 更新
「A5305K」

話題のリボルバーケータイ「A5305K」はどうやって生まれたか

 折りたたみケータイは「開く」から「回転する」へ──。リボルバーアクションを採用し、そのあまりに斬新なスタイルが話題の「A5305K」。ケータイの新しいスタイルを提案するA5305Kはどうやって生まれたのか、京セラの開発陣に聞いた。

最初は2アクションだったー1アクションオープンへのこだわり

京セラ初のau5000番シリーズとなった「A5305K」。5000番シリーズといえばムービー対応をはじめ、GPSやJavaへの対応が特徴となるが、本製品は、同社が「リボルバースタイル」と呼ぶ回転して開くカバーが話題になっている。


通信機器統括営業部
マーケティング部
マーケティング1課 第1係
矢島孝之氏

 コツをつかめば、片手の「ワンアクション」でカバーを開けられるこの機構は、デザインと共に本製品のカッコ良さを強調している。

 「最初は少し持ち上げて、それから回転させるという2アクションだったんです。しかし試作段階でユーザーがこんな風に2アクションで開けてくれるのだろうか、という疑問が社内からも挙がりました。しかし開いた時の通話に自然なデザインを保つには、カバー部に角度をつけなければいけません。そこで連結部を専門メーカーさんと共同開発し、ワンアクションで開ける構造にしました」

 実際ストレート型の端末を見れば分かるように、携帯電話は必ずしも「く」の字型に折れ曲がっている必要はない。しかし折りたたみ型としての自然なデザインと、回転して開くという新しいスタイルがユーザーにデメリットに映らないようにワンアクションにこだわった。実際A5305Kのカバーを開いた状態は非常に自然であり、従来の折りたたみケータイユーザーでも違和感を感じないものだ。

片手で美しくオープン

 左手で持ち、カバー部の左上部をぐっと斜め下に押し込むようにするとカバー部はするっと回転し、「シャキーン」と開く。


移動体通信機器技術部
第3技術部
第1技術課責任者
内海祥広氏

 もちろんこういった開け方は連結部に大きな負担が掛かり、決して褒められた使い方ではない。しかし筆者の周りのユーザーはみなこうやって開けているし、ある程度カバーを開き、後は弧を書くように本機を振り出すことでカバーを開けることもできる。こういったある種「乱暴」な扱いに対し、本製品はどのように対応しているのだろうか。

 「ユーザーがさまざまな開け方をすることは想定して、連結部はかなりの強度を持たせています。もちろん開く向きだけではなく、閉じる向きにもです。実際カバー開閉を0.4秒で繰り返す試験機もあり、十分なテストを行っています。もちろん連結部に負担が強く掛かるような使い方は避けてほしいのは事実ですが、易々と壊れるような強度ではありません。」

 本製品は回転型という機構を取り入れた以上、想定されるさまざまな開け方を考慮した設計になっているという。どうやら自分流の「カッコいい」開け方で利用してもそうそうは問題は起きないようだ。もっともこの機構部の開発に携わった、移動体通信機器技術部第3技術部第1技術課責任者の内海祥広氏はスマートに負担なくカバーを開ける方法を我々に披露してくれた。ムービーとして公開しておくので、ユーザーは是非参考にしてほしい。

カッコ良さにこだわった──片手で開けられる回転型の採用


親指で力任せに回すのではなく、薬指と小指でいったん浮かせてから、親指で滑らかに押し込んで開く

そもそもA5305Kは、携帯電話の進化──「話す道具」から「見る道具」へのニーズの変化に対応するために、「閉じたまま使う」というコンセプトで開発された。

 A5305Kがリボルバーアクション、つまり回転型を採用した理由の1つには、わざわざカバーを開けずともさっとさまざまなことが行える便利なフロントディスプレイの存在がある。本製品の第一のコンセプトは実はこのフロントディスプレイであり、リボルバーアクションはある意味、副産物といえなくもない。

 「フロントディスプレイを実現するにあたり、回転型以外にもスライド式など従来からあるアプローチもあったんです。しかし製品の認知度を高めるにはさらに分かりやすい魅力も必要で、それが製品全体のスタイル、いわゆるカッコよさではないかということになりました。そこで採用したのが、斬新で今までにない回転型のリボルバースタイルですね。ネーミングにもこだわって、ターンスタイル、トルネード、スピン、ツイストなどの案が挙がりましたが、言葉のインパクトという点でリボルバースタイルになりました。実際に人前で開いて見せるとネーミングには納得して頂けるので、間違ってなかったなと思います」

 利便性のためにフロントディスプレイの採用を決め、さらにフロントディスプレイ実現のためのアプローチにも大いにこだわった。スタイルだけとっても強烈なインパクトを持っているのは、こんなこだわりの集大成だからだろう。

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