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写真で解説する「mirumo 934SH」(1/2 ページ)

シャープ製の「mirumo 934SH」は、新開発の「メモリ液晶」を採用した3インチのサブディスプレイに、さまざまな情報を常時表示できるのが大きな特徴。防水仕様と合わせて日常利用の利便性にこだわった多機能ケータイだ。

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 「mirumo 934SH」は、大型のサブディスプレイを生かした斬新な使い勝手を実現する、折りたたみ型の多機能ケータイだ。カメラ機能はフラッグシップモデルの「AQUOS SHOT 933SH」に譲るが、ハイスペックな9xxシリーズらしく、フルワイドVGAディスプレイやワンセグ、800万画素CCDカメラ、おサイフケータイなど多彩な機能を搭載する。933SHや「THE PREMIUM WATERPROOF 935SH」とともに、ソフトバンクの9xxシリーズでは初の防水ケータイとなる。GPSには対応していない。

photophotophoto ボディカラーはホワイト、ピンク、ブラック、ウッドブラウンの4色。ウッドブラウンはサブディスプレイの周囲が木目調で、そのほかの部分はブラウンのソリッドカラーだ。サブディスプレイの占める面積は非常に大きく、回転2軸ボディをビュワースタイルにした状態にも見える。裏面は、933SHほどはカメラが強調されていない

 934SHが搭載する大型のサブディスプレイは、 情報に素早くアクセスできるのが大きなメリットだ。934SHでは、省電力のメモリ液晶を採用することで、ワイドQVGA(240×456ピクセル)表示ができる3インチ液晶という、メインディスプレイにひけをとらないスペックを実現。さらに、常時表示も可能だ。

ボディサイズは50(幅)×108(高さ)×15.9(厚み)ミリで、重さは約129グラム。防水かつ多機能である点を考慮すると、十分軽量コンパクトといえる。カメラレンズのあるヒンジ付近の方が厚いが、裏面もほぼフラットな形状となっている。

photophotophoto 左側面には充電用の接点があるのみ(写真=左)。右側面には上下キーと決定キー、イヤフォン端子を備える(写真=中)。外部接続端子はダイヤルキー面の先端にある(写真=右)
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あまり目立たないが、背面の紫外線センサー部付近に着信ランプがある
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キー配列は933SHとほぼ同じ。キーのサイズとピッチはともに余裕があり、問題なく操作できる

サブディスプレイは高コントラストな反射型のモノクロ液晶を採用しており、日中の屋外などでは一般的なカラー液晶や有機ELよりも視認性が高い。情報表示やプリセットされた画像以外にも、写真など好みの画像を減色表示することもできる。さすがに写真はモノクロ表示では見栄えは良くないが、お気に入りの画像などはあらかじめPCなどでモノクロでも見栄えが良いように加工して934SHに転送して利用する手もある。

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発表会場での展示。待受以外にもさまざまな機能を閉じたまま利用できる。コントラストの高い写真なら、モノクロ表示でも視認性はそれなりに高い

 閉じた状態でのサブディスプレイの待受画面は、サイドキーから3パターンに切り替えられる。パターンはパネル1、2、3をユーザーが任意に設定できる。時計やトピック表示もパネルごとに設定できるなど、表示の自由度は極めて高い。また、全パターン一括になるが、縦横の表示方向の選択にも対応している。付属の卓上ホルダに装着した場合の自動時計表示のオン/オフや表示方向なども別途設定できる。メール受信時などは、画面サイズを活用し、その場で本文を読めるのも便利だ。

photophotophoto デモ機には「季節イベント時計」(左)、「カレンダーアナログ時計」(中)、「デジタル時計+トピック表」(右)の3パターンが設定されていた
photophotophoto こちらは横向きに表示したもの。横画面でも見やすくなるよう配慮されている
photophoto メール受信時には本文も表示される。バッテリー残量だけを表示する面白い待受画面もある
photophotophoto パネル1〜3は個別に表示設定ができる。すべて同じ設定にすれば、サイドキーを押しても待受画面は変化しない。時計表示やトピック表示もパネルごとに設定できる
photophotophotophoto 端末をポンと乗せるタイプの卓上ホルダが付属(写真=左端)。充電時のパターンと表示方向を指定できる、卓上時計としても使える(写真=左中、右中)。通話時など、ディスプレイを開いたときの表示も選べる(写真=右端)

待受時に右側面の上下キーを押すと、回転式のアクティブメニューが表示され、閉じたままでさまざまな情報が表示される。特に、おサイフケータイの残高を確認できるのは便利だ。また女性を意識した機能として、ミラー機能や紫外線センサーなども準備されている。

photophoto 回転式のアクティブメニューは、縦表示と横表示の両方が可能
photophotophoto 閉じたまま見られる便利な情報の1つとして、歩数計もサブディスプレイで確認できる(写真=左)。紫外線センサーの表示。発表会場は屋内なので、当然ながらレベル0表示だった(写真=中)。使用しない機能の情報は、アクティブメニューで無効にできる(写真=右)
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