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アプリのお勧めやiTunesでのホーム画面管理を実現──iPhone OS 3.1が登場(2/2 ページ)

Appleが現地時間の9月9日にサンフランシスコで開催したスペシャルイベントで、iPodの新ラインアップと「iTunes 9」を発表。第3世代「iPod touch」の発表に合わせ、iPhone OS 3.1の配信が即日始まった。

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Store以外の機能面にもさまざまな強化

 今回はiPod touch向けの改良が大きな焦点となったこともあってか、iTunes StoreとApp Store関連のアップデートが多いが、iPhone 3GやiPhone 3GSユーザーにとっての恩恵も多数ある。

 iPhone 3GSで搭載された動画機能により、メールに動画を添付して送るユーザーが増えていることが考えられるが、こうした形で送られてきた動画を自分のカメラロールに保存できるようになった。また、動画のファイルをトリミングする簡易編集機能では、元の動画を残しつつ、トリミング後の映像を「新規クリップ」として保存する機能も用意された。

 MobileMe契約者が利用できる「iPhoneを探す」機能など、iPhoneには万が一落としてしまった場合の対策も用意されているが、そもそもパスコードロックをかけていない場合、容易に「iPhoneを探す」オプションをオフにできてしまう。そんな不安を解消するのが、MobileMe経由で遠隔からパスコードロックをかける機能だ。iPhoneを落としたときでも、すぐにパスコードロックをかけることで悪用を防止できる可能性がある。

 昨今話題になっているフィッシング詐欺対策として、Safariで詐欺サイトにアクセスした際に警告を表示する機能や、Microsoft Exchangeのカレンダーとの同期機能や招待に対する処理の向上、Bluetoothヘッドセットでの音声コントロール対応、アクセシビリティ機能をホームボタンで簡単に呼び出せる機能なども提供。細かな問題の修正や操作性の向上も図られている。

 なお、現時点ではあくまでも主観的な評価だが、iPhone 3GではOS 3.0.1よりもOS 3.1の方が動作が若干軽くなっているようだ。これまで日本語のフリック入力などでかなりもたつくシーンがあったが、アップデート後はこのもたつきがだいぶ解消されたように感じた。

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