ドコモ版“EXILIMケータイ”登場――1630万画素カメラ+3D液晶搭載の「CA-01C」:PRIMEシリーズ
カシオブランド初のドコモケータイとなるEXILIMケータイ「CA-01C」が登場。裏面照射型CMOSセンサーとEXILIMエンジン for Mobile付きの1630万画素カメラや、ゲームや動画コンテンツを立体表示できる3D液晶を搭載する。
NTTドコモ向けモデルでは初のカシオ計算機製ケータイが登場した。「CA-01C」は、カメラ機能とディスプレイにこだわった新型のEXILIMケータイ。有効約1630万画素カメラには、薄暗い場面でも明るく撮影できる裏面照射型CMOSセンサーと、EXILIMの画像処理技術をケータイ向けに最適化した「EXILIMエンジン for Mobile」を装備する。
ズームをしながら撮影サイズを自動で変更できる「オートリサイズズーム」により、16メガサイズからVGAサイズまでサイズを変えながら、最大7.2倍のズームが可能。画質劣化を低減しながら鮮やかなに撮影できる、超解像3倍のデジタルズームにも対応する。動画は最大1920×1080ピクセルのフルHDサイズの撮影が可能で、動画の録画中にシャッターキーを押すと、写真も撮影できる。6つのシーンをカメラが自動判別する「オートベストショット」、インスタントカメラやミニチュア風の撮影、人物を自然な美しさで写す「美撮り」も備える。
カメラ撮影はタッチパネル操作にも対応しており、ピント合わせやズーム、設定などをタッチで操作できる。“高速な”操作性にもこだわり、撮影と同時に画像を保存して、約0.6秒間で撮影を続けられる「クイックシャッター」を搭載。このほか、3メガサイズで30fps/約0.6秒間に20枚、壁紙サイズで最速60fps/約0.5秒間に30枚を撮れる連写機能も備えている。
3.4インチのディスプレイは、裸眼の3D表示に対応しており、ゲームや動画を始めとする3Dコンテンツを楽しめる。端末を横に動かしながら3D写真を撮影できるほか、専用の3Dキーを押すと、2D写真やワンセグの3D変換も可能。端末のHDMI端子にHDMIケーブル(別売り)を接続すると、HDMI対応のテレビやPCなどに撮影した写真を出力して楽しめ、3D対応テレビやPCなら3D写真も出力できる。IPX5/IPX8の防水性能とIP5Xの防塵性能、無線LANとアクセスポイントモード、DLNA、Bluetooth、FMトランスミッターにも対応するなど、基本性能も充実している。
機種名 | CA-01C |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約51×114×16.9ミリ |
重さ | 約149グラム |
連続通話時間 | W-CDMA:約220分、GSM:約220分 |
連続待受時間 | W-CDMA:約560時間、GSM:約290時間 |
アウトカメラ | 有効約1630万画素CMOS(AF/手ブレ補正対応) |
インカメラ | − |
外部メモリ | microSDHC(別売/最大32Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.4インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)液晶(1677万7216色) |
サブディスプレイ | 約0.8インチ(96×35ピクセル)有機EL(1色) |
ボディカラー | vivid pink、glass black、pearl white |
主な機能 | 防水(IPX5/IPX8)、WORLD WING(3G+GSM)、FOMAハイスピード(HSDPA/HSUPA)、GPS、オートGPS、iコンシェル、50Mバイトiモーション、おサイフケータイ、iBodymo、コンテンツパッケージ |
発売日 | 2011年6月〜7月発売予定 |
関連記事
- Android 2.3、テザリング、Xiルーター、Windows 7ケータイ――ドコモ、2011年夏モデル24機種を発表
ドコモの夏商戦向けモデルが発表された。スマートフォン9機種、iモード端末12機種、データ端末3機種をそろえ、春モデルを含めると、ラインアップの半分をスマートフォンが占める。iモードとWindows 7の環境に両対応したモデルも投入する。 - ハイビジョン動画対応の13.2Mカメラ搭載――「EXILIMケータイ CA006」
「EXILIMケータイ CA006」は有効約1316万画素のCMOSカメラを搭載し、ハイビジョンムービーの撮影ができる。Wi-Fi対応も果たし、無線LAN環境での動画視聴やWebの閲覧を楽しめる。 - 写真で解説する「EXILIMケータイ CA006」
12月上旬に発売予定のau端末「EXILIMケータイ CA006」は、動画機能の進化が注目ポイント。720pのハイビジョン動画を撮影でき、HDMIケーブルを介して大画面テレビに動画を映し出せる。動画撮影時の超解像デジタルズームも可能だ。 - 写真で解説する「EXILIMケータイ CA005」
防水という新たな強みを備えながら、EXILIMケータイとして最薄の14.5ミリボディを実現した「EXILIMケータイ CA005」。カメラは有効約1295万画素に高画素化し、高速連写などの特殊撮影機能をさらに充実させた。また、ケータイとしての基本的な使い勝手が向上している点も見逃せない。 - “防水スリム”に本格13Mカメラ搭載のハイスペック機「EXILIMケータイ CA005」
EXILIMケータイとして国内初の防水モデルがauから登場。スリムな回転2軸式ボディに13Mカメラを搭載し、超解像3倍デジタルズームなどEXILIMケータイならではの高度なカメラ機能を用意した。 - 写真で解説する「EXILIMケータイ CA003」
「ケータイカメラもここまで来たか」――そんな思いがよぎるカシオ計算機製のハイスペック端末が「EXILIMケータイ CA003」だ。12.2MのCMOSカメラにデジカメ「EXILIM」のトレンド機能である高速連写やダイナミックフォトを盛り込んだほか、ケータイとしての主要な機能もしっかりサポートする。 - 12.2M、超解像、秒20枚の連写も――カメラを極めた「EXILIMケータイ CA003」
業界最高クラスの1217万画素CMOSに“超解像”の3倍デジタルズーム、秒間20枚の連写機能など、カメラ性能を徹底的に強化した「EXILIMケータイ CA003」が登場する。 - 写真で見る「EXLIMケータイ CA004」
カシオ計算機製の「EXILIMケータイ CA004」は、2008年の秋冬モデルのW63CAをベースに、CA003のデザイン要素を取り入れた普及型デジカメケータイだ。 - 海外で“撮って翻訳”が可能なカメラ重視の普及モデル――「EXILIMケータイ CA004」
カシオ計算機製の「EXILIMケータイ CA004」は、ハイスペックな「EXILIMケータイ CA003」の普及モデル。8.1MカメラにWVGA有機EL、ワンセグ、Bluetoothを搭載したコストパフォーマンスに優れるモデルだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.