ドコモが5年連続でデータ通信端末の総合満足度1位を獲得――日経BPコンサルティング調査
日経BPコンサルティングが「第5回 モバイルデータ通信端末満足度調査」の結果を発表。NTTドコモが5年連続で総合満足度1位を獲得した。
日経BPコンサルティングは、「第5回 モバイルデータ通信端末満足度調査」の結果を5月27日に発表した。
今回の調査は、全国のモバイルデータ通信端末ユーザー2435人に対して、国内通信事業者6社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス、ウィルコム、UQコミュニケーションズ)が提供するモバイルデータ通信端末の利用に関する満足度を調査したもの。調査期間は4月16日〜4月24日で、Webアンケートで実施した。
各満足度をスコア化した結果、NTTドコモが「総合満足度」を含めた11項目中6項目で満足度1位を獲得。総合満足度では、第1回調査から5年連続で1位という結果になっている。総合満足度以外では「通信エリアの広さ」に対する評価が、都市部・郊外・屋内のいずれも高い満足度を記録している。また、顧客への対応を評価した「販売店・ショップ店員の対応」、「アフターサービス・サポート」の2項目でも満足度1位。一方で「月額利用料金/料金プラン/割引サービス」の満足度は評価が低かった。
総合満足度で2位となったのはKDDIで、「データ通信速度」「通信品質」「月額利用料金/料金プラン/割引サービス」の3項目において満足度1位を記録。「通信エリアの広さ」の3項目に加え、「販売店・ショップ店員の対応」「アフターサービス・サポート」もNTTドコモに次いで2位となっており、「端末の価格」以外は安定して満足度が高かった。
そのほか、総合満足度3位はイー・アクセス、4位はUQコミュニケーションズの順となっている。
関連記事
- Apple、米メーカー別携帯端末の顧客満足度調査で2年連続首位──ACSI調べ
米顧客満足度調査「American Customer Satisfaction Index(ACSI)」の携帯端末部門で、評価が2ポイント下がったものの、Appleが首位を守った。 - ユーザーが「つながりやすくて通信が速くなった」と“実感”しているキャリアは?
MMD研究所は、3キャリアのユーザーに対して行った「つながりやすさ」「通信速度」の満足度や利用しているモバイルOSのシェアなどを調査した結果を公開した。 - “ユーザーの満足”を追求してさらなる成長を目指す――通信事業者5社の年頭所感
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、イー・アクセス、UQコミュニケーションズのトップが、新年のスタートを迎え年頭所感を発表した。トラフィックの爆発的な増大に備えつつ、ユーザーの満足度を高めていく取り組みが重視される2013年、各社のトップはどんなメッセージを発したのだろうか。 - 個人向けケータイサービスの顧客満足度、auがトップに――J.D. パワー調査
J.D. パワー アジアが実施した個人向けケータイサービスの顧客満足度調査(2012年)で、auがトップを獲得した。2009年以来、3年ぶりに首位に返り咲いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.