Google、VRアプリ「Cardboard」のAndroid/iOSアプリを日本語化 ストビューも3Dで
Googleが、Android/iOS端末をゴーグルのような装置に取り付けて仮想現実(VR)コンテンツを楽しむ「Google Cardboard」のアプリおよび関連アプリ開発ドキュメントを日本語化した。またモバイルアプリ「ストリートビュー」もCardboardで3D表示できるようになった。
米Googleは10月12日(現地時間)、スマートフォンで仮想現実(VR)を楽しむためのAndroid/iOSアプリ「Cardboard」を日本語を含む39カ国語に対応させ、100カ国以上のGoogle Playおよび米AppleのApp Storeで公開したと発表した。
同アプリは昨年12月に英語版がリリースされ、累計1500万本ダウンロードされたという。
Cardboardは、Googleが昨年のGoogle I/Oで発表したスマートフォンを簡易ゴーグル型装置に取り付けて画面を見ることで楽しむVRセット。こちらのWebサイトでゴーグルを購入するか、自分で組み立てるためのデータを無料でダウンロードできる。端末にアプリをインストールすると、その端末に合うゴーグルを紹介してくれる。
Cardboardアプリでは、チュートリアル、ツアーガイド、アニメーション作品などのデモを選択して3Dで表示でき、関連アプリへのリンクもある。
また、9月にリリースされたiOS/Androidアプリ「ストリートビュー」が8日のアップデートでCardboardに対応しているので、こちらでも3Dを楽しめる(ストリートビュー画面の右上にCardboardアイコンが表示されるので、それをタップすると3Dモードになる)。
さらに、Cardboard対応アプリを開発するための開発者向けサイトも日本語を含む各国向けにローカライズされた。ドキュメントを日本語で読める。
関連キーワード
Cardboard | Google | 3D | 日本語 | Android | iOS | ストリートビュー | Google Play | バーチャルリアリティ | App Store
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Google、単体アプリ「ストリートビュー」をAndroidとiOS向けにリリース
Googleが、誰でも360度画像を撮影し、Googleマップに投稿できる単体アプリ「ストリートビュー」をiOSおよびAndroid向けにリリースした。アプリでは投稿された写真やGoogleが撮影した写真をギャラリーで閲覧したり、「ペグマン」での本来でのストリートビュー機能も利用できる。 - おもちゃのMattel、Google提携の子ども用VR HMD「View-Master」を30ドルで今秋発売へ
老舗おもちゃメーカーのMattelが、立体写真ガジェット「View-Master」ブランドで、Google Cardboard技術を採用する仮想現実HMDを今秋発売する。付属のリールを見ることで、スペースシャトル内のバーチャルツアーなどを楽しめる。 - Google、ダンボール式HMD「Cardboard」専用アプリコーナー開設
ダンボールで組み立てるゴーグルにスマートフォンを装着して仮想現実を楽しめる「Google Cardboard」のアプリストアがGoogle Play内で開店し、「Cardboard SDKs for Android and Unity」もリリースされた。 - Google I/O 2014で発表されたこと、されなかったこと
KitKatの次のAndroid「L release」(スイーツの名前にはならない)、CarPlay対抗の「Android Auto」、「Google TV」の後継(?)「Android TV」などが発表された。また、Chromebookが今度こそ日本に来ることが明らかになった。