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乾電池で動く製品をスマホで操作――「MaBeee」販売開始
ノバルスは、スマートフォンアプリでコントロールできる乾電池型IoT「MaBeee(マビー)」を8月4日から正式に販売開始する。価格は4980円(税別)。
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ノバルスは、8月4日から乾電池型IoT「MaBeee(マビー)」を正式に販売する。希望小売価格は4980円(税別)。
本製品はWebサイト「Makuake」にてクラウドファンディングを実施し、量産・製品化を実現。乾電池で動く製品に取り付けると、対象製品をスマートフォンでコントロールできるようになる。
例えばスマートフォンを振る・傾ける・声をかけるなどに反応しておもちゃの電車を速く走らせたり、ぬいぐるみや工作ロボットを動かしたり、タイマー機能でランプを消したりといった操作が可能だ。市販の単4電池をMaBeeeに入れて単3電池駆動の機器にセットし、スマートフォンにダウンロードした専用アプリをBluetoothで接続すればコントロールできる。
アプリには「かたむき」「ふる」「こえ」「とけい」「でんぱ」「ればー」「スイッチ」といったモードを搭載し、最大10台のMaBeeeと同時に接続できる。取り扱いは家電量販店やECサイトなど、全国約140店舗で行う。販売を記念し、8月4日から8カ所でデビューイベントを実施するほか、8月6日〜7日に開催される「Maker Faire Tokyo 2016」にも出展する。
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