auの折りたたみ型タフネスケータイが約6年ぶりに登場――「TORQUE X01」【画像追加】
auのタフネスケータイが久々の登場。京セラの「TORQUE X01」は米国国防総省が定める耐久試験の18項目に準拠したLTEケータイ。アウトドアで役に立つアプリのプリインストールしている。
2010年11月に発売された「G'zOne TYPE-X」以来となる、auのタフネスケータイが登場する。京セラ製の「TORQUE X01」は、防水、防塵(じん)、耐衝撃性能を備えた折りたたみ型のLTE対応フィーチャーフォン。2月下旬に発売する。カラーはシルバーとレッドの2色。
米国国防総省が定める耐久試験(MIL-STD-810G)の18項目に準拠しており、防水、防塵、耐衝撃、温度耐久、耐振動、低圧対応、防湿、耐日射、耐氷結などをサポートしている。耐衝撃は、約1.8mの高さから鉄板やコンクリートに落下させても破損しないレベル。
天気、気圧、温度などアウトドアの活動で役に立つ情報を取得できる「OUTDOOR PORTAL」アプリをプリセット。手が離せない状況でも時刻、バッテリー残量、気温、気圧、推定高度などを読み上げてくれる通信機能を搭載。圏内と圏外に切り替わった際にも通知してくれるので、知らない間に圏外になって連絡が取れなくなってしまった、という事態を防げる。
約3.4型のフルワイドVGAディスプレイには、光の乱反射を抑える構造を採用しており、屋外での視認性を確保した。閉じたままでも各種情報を確認できる円形のサブディスプレイを装備。
屋外の環境音の中でも通知を聞き漏らさないよう、キーの下には大音量のデュアルスピーカーを内蔵。ハードキーはグローブを付けたままでも操作でき、押しやすいよう0.5mmの突起を設けた。
このほか、簡易ライトやブザーも用意。ブザーは緊急時の「ブザー音」、遭難時の緊急信号として使える「ホイッスル音」、山登りのクマよけに使える「クマ鈴」の鳴動音を選べる。
LTEの通信速度は下り最大150Mbpsで、VoLTEにも対応する。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信も利用できる。アウトカメラは有効約1300万画素CMOSで、バッテリー容量は1500mAhとなる予定。
機種名 | TORQUE X01 |
---|---|
メーカー | 京セラ |
プロセッサ | Snapdragon 210(MSM8909)/1.1GHz 4コア |
メインメモリ | 1GB |
ストレージ | 8GB |
外部メモリ | microSDHC(最大32GB) |
ディスプレイ | 約3.4型フルワイドVGA TFT液晶 |
解像度 | 480×854ピクセル |
連続通話時間 | 測定中 |
連続待受時間 | 測定中 |
バッテリー容量 | 1500mAh(暫定値) |
アウトカメラ | 有効約1300万画素CMOS |
インカメラ | − |
ボディーカラー | シルバー、レッド |
サイズ | 約54(幅)×118(高さ)×23.3(奥行き※最厚部24.9)mm(暫定値) |
重量 | 約183g(暫定値) |
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