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DNP、Mastercardの非接触決済が可能なウェアラブルデバイスを提供 11月にJリーグ公式戦で実証実験

大日本印刷は、Mastercardの非接触決済「Mastercardコンタクトレス」を搭載したウェアラブルデバイスの発行体制を構築。小型の非接触ICカードをさまざまなウェアラブルデバイスに組み込むことでキャッシュレス決済が可能となり、第一弾として11月にJリーグ公式戦での実証実験を行う。

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 大日本印刷(DNP)は11月15日、Mastercardの非接触決済「Mastercardコンタクトレス」を搭載したウェアラブルデバイスの発行体制を整えたと発表した。

 DNPが発行する小型の非接触ICカードをリストバンド型の時計や活動量計、キーホルダーなどのウェアラブルデバイスに組み込むことで、Mastercardの非接触のキャッシュレス決済が可能となる。

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小型の非接触ICカードとウェラブルデバイス

 第1弾として、11月24日に大阪のパナソニックスタジアム 吹田で開催されるJリーグ公式戦で実証実験を行う。三井住友カードと共同でリストバンド型ウェアラブルデバイスを導入し、電子チケットの利用やキャッシュレス決済、スタジアム内で提供されるアクティビティーから取得したデータをマーケティングに活用していく。

 同社では国際的なスポーツイベントの活性化などで訪日外国人観光客が増加し、キャッシュレス取引が加速すると予測。キャッシュレス決済機能を搭載したウェアラブルデバイスによる支払いを実現するとともに、Mastercardなどの国際ブランドと組み合わせることで、現金での取り扱いが多かったイベント会場や施設でのキャッシュレス決済促進に貢献するとしている。

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