新作DVD情報
大自然の中で育まれたカウボーイの20年愛――「ブロークバック・マウンテン」
ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション
アカデミー賞の監督賞、脚色賞、オリジナル音楽賞のほか、ヴェネチア国際映画祭グランプリ、ゴールデングローブ賞の作品賞、監督賞、脚本賞、オリジナル主題歌賞に輝くなど、世界中の映画賞を総なめにした名作がDVDリリース。
1963年のワイオミング州ブロークバック・マウンテン。20歳の青年イニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)は、農牧場で季節労働者の職を得る。彼らは山でキャンプをしながら、羊放牧の仕事を任され、ひと夏を過ごすことに。
寡黙なイニスと天真爛漫なジャック。対照的な2人は、厳しい自然の中で、助け合い、時間を共有するうちに、次第に打ち解けあう。だが、その感情はいつしか友情から愛情へと変化し、男同士の許されない関係へと陥っていく。
その後、2人はそれぞれ妻子を持つが、20年もの間、逢瀬を重ねていた……。
60年代アメリカの封建的な社会では、彼らの愛は受け入れられず、それがカウボーイの世界であればなおさらのこと。「グリーン・デスティニー」で一躍トップ監督に躍り出た後、「ハルク」で評判を落としたアン・リーが、厳しい現実、妻の嫉妬、イニスとジャックの20年愛を丁寧かつ繊細に描き出している。
原作は1997年の「ニューヨーカー」誌に発表されたアニー・プルーの同名短編小説。イニスを演じるのは「サハラに舞う羽根」「ブラザーズ・グリム」のオージー俳優、ヒース・レジャー。寡黙な青年という難役を、人間の悲哀たっぷりに好演。“静”のイニスに対して、“動”のジャックは「ジャーヘッド」「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」のジェイク・ギレンホール。2人はアカデミー賞の主演男優賞と助演男優賞にそれぞれノミネートされている。
イニスの秘密を知って苦悩する妻役でオスカー候補となったミシェル・ウィリアムズ、ジャックの大胆な妻をアン・ハサウェイが扮するなど、女優陣の好演も忘れがたい。ちなみに、本作の共演がきっかけで、ヒース・レジャーとミシェル・ウィリアムズは私生活でも結ばれた。
好きになった人が、たまたま男だった。ただそれだけのこと。相手を想う気持ちも切なさも、失って初めて分かる心の痛みも、男女のラブストーリーと何ら変わりはない。大自然の中で繰り広げられるラブシーンは、決してジメジメしたものではく、あっさり描かれているので、男性の方々も嫌悪感なく見られるはず。
DVDは特典ディスク付きの2枚組仕様。「メイキング」ではキャスト・スタッフたちが本作への熱い思いを語るほか、実際はカナダで撮影されたという舞台裏も収録。ジェイク・ギレンホールのロデオシーンの撮影風景を収めた「カウボーイの訓練」、アン・リー監督の来日記者会見とインタビュー映像など、約70分の貴重な特典が満載。封入特典はブックレット。
「ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション」と、「推手」「ウェディング・バンケット」「恋人たちの食卓」をセットにしたアン・リー監督作品BOX「アン・リー コレクション」も同時リリース。初回限定生産で価格は1万4700円。
関連サイト:http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/(公式サイト)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「楽天ドライブ」アプリから「データ漏洩」「ハッキングした」通知? 運営元「緊急調査中」「通知を開かないで」
-
2
陸自が「イオンモール熊本」内部をドローン撮影 防衛省が映像公開
-
3
熊本「通れた道」マップ、トヨタが公開 ホンダも「通行実績情報マップ」
-
4
PayPayアプリで熊本地震への寄付が可能に 最短3ステップ・1円から
-
5
“ダサい”不評の「ドコモの銀行」、従来のアプリアイコン選択可能に 「ご意見・ご要望も踏まえ」
-
6
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
7
ドコモ、ahamoを30→40GBに増量 8月1日から 料金据え置きの新キャンペーン
-
8
イオンモール熊本内部の撮影、国産ドローンが活躍 日本企業2社が自衛隊などと協力
-
9
TSMC熊本工場、段階的に通常操業へ 熊本の地震で一時中断、従業員の無事確認 台湾報道
-
10
熊本で非常時Wi-Fi「00000JAPAN」発動中 KDDIが無料開放、他社ユーザーも利用可
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR