今日から始めるデジカメ撮影術
第82回 広角と遠近感の関係(3/3 ページ)
建物を撮るときは近くからローアングルで
建物を撮るときは広角レンズが楽しい。遠く離れなくても全体を撮れるし、幅広かったり高かったりする建物でもその広さや高さを強調した写真を撮れる。
極端な遠近が分かりやすいように、スケルトンの屋根を撮ってみた。そういえばこれ、雨も日差しも避けられないし、藤棚になってるわけでもないし、一体何の為に作ったんだろう。まあいいや。近づいて見上げるだけで極端な遠近がつくのが分かってもらえると思う。
京都のお寺にて。目の高さで撮ると遠近感が中途半端に出て収さまりが悪いので、わざわざしゃがんでローアングルで青空と一緒に撮影。結構迫力が出る。
広角だと遠くのモノはより小さくなるので、少しでも近くから見上げた方が効果的だ。
高いところから見下ろすときも広角の遠近感を楽しめる。その極端な例をひとつ。
これは対角魚眼で小さな三脚の先にカメラを付けてベランダの外に下を向けて突きだし、セルフタイマーで撮った写真。高くて目まいがしそうである。
そんなわけで、広角レンズがあると建物や室内を撮ったり広い範囲を撮ったりするのに便利で楽しいが、広い範囲を撮れるという以上の楽しさがある。高い位置から撮ってみたり低い位置から撮ってみたり斜めにとって見たり、そういうちょっとしたことで大きな変化を味わえるのである。
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