今日から始めるデジカメ撮影術
第146回 夜景とイルミネーションの関係(2/3 ページ)
クリスマスイルミネーションの季節です
街に出ると、クリスマスイルミネーションの季節で、個人宅イルミネーションから商店街イルミネーション、金をかけた都会のイルミネーションまで多種多様。
イルミネーションは、実はかなり明るい。夜景と違って、近距離(数メートルから数10メートル)で光源を撮るわけだから、ちょっとISO感度を上げれば手持ちでもOK。だからさくっと撮るなら大げさな準備はいらない。コントラスト差を際立たせたいならちょっとマイナスの補正をかけてやればOKな感じ。
ちゃんと撮るならやはり三脚の出番。
同じ絞り値でシャッタースピードを変えて2枚撮ってみた。明るく仕上げると、街の雰囲気も分かるし、SLのディテールもちゃんと写る。つまり、イルミネーションがないときの露出で撮るって感じ。
イルミネーションがついたらこうなりました、って感じで。逆にアンダー目に撮ると背景のビル街が弱くなり、SLのディテールは消えちゃうけど、イルミネーションがSLを形どって、ちょっと幻想的な夜っぽさがでる。イルミネーションが撮りづらいのは人が多いこと。ちょっと離れて全体を撮ろうと思うと、どうしても人がたくさん映り込む。
シャッタースピードをぐっと落とすと、歩いてる人がだんだんと消えていってくれる。
立ち止まってる人は仕方ないとして、歩いてるくらいならよほどの人混みじゃない限りシャッタースピードを落とせば落とすほど消えていってくれる。今回はたまたま、ISO感度の下限がISO160と高めのカメラだったのでこれ以上落とせなかったが、ISO100まで落とせてF32くらいまで絞り込めるレンズを使ったり、NDフィルタをつけて光量を落としてやれば、もっとシャッタースピードを落とし、もっと人の流れは消せる。
屋外で街を撮ると、見知らぬ人が写ってしまうのが気になるけど、シャッタースピードを落として流してやればその心配もない。イルミネーションが非常に明るいときは、シャッタースピードを速めにして、シルエットでわざと人を入れるのも楽しい。シルエットなら、肖像権の心配もないし。
あとはもう、歩き回って撮影場所を変えつつ面白いアングルを見つけるべし。今回、新橋SL広場をメインに撮ったのだけど、よく視ると、運転席にサンタが乗っていた。こういうカットは絞り込む必要はないので、明るいレンズで手持ちでさくっと撮る。
いまひとつ迫力がないのでいいアングルを探してみる。
邪魔者はあれこれあるけれども、この角度の方がいい感じだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
今日から始めるデジカメ撮影術
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR