荻窪圭のデジカメレビュープラス
速さは正義、「被写体検出AF」を搭載した富士フイルム「X-H2S」の気持ち良さ(4/5 ページ)
でも分厚くはなった。放熱の関係もあるらしいが、握ってると右手がちょっと疲れる(これは手の大きさによって感想は違うだろうけど)。X-T4と比べるとよく分かる。
それ以上に異なるのが操作系だ。
X-T4やX-H1は撮影モードダイヤルは持たず、ISO感度とシャッタースピードダイヤルが独立しており、それぞれの項目をダイレクトにダイヤル操作するタイプだった。クセはあるけど分かっちゃうと使いやすい。
X-H2Sは一般的なカメラ(あるいは同社のX-S10)と同様、撮影モードダイヤル+電子ダイヤルという操作系になったのだ。
X-T系やX-Pro系が好きな人には残念だが、まあこっちの方がポピュラーで多くの人が慣れた操作系だ。電子ダイヤルは前後にある。
X-H1の特徴だったサブディスプレイは健在。ここの表示内容はカスタマイズ可能だ。
趣味性が高いX-Tシリーズに対して実用性重視のX-Hシリーズというすみ分けが明白になったのかもしれないし、X-H2Sは動画撮影にも力を入れており、スチル撮影に特化した前モデルの操作系は採用されなかったのかもしれない。
ちなみに、カスタム設定がC1からC7まであるのはすごい。これだけあると、何番に何を設定したか忘れそうだ。
健在といえばX-H1で採用されたフェザータッチシャッター。これは軽いタッチですっと半押しにできて非常に使いやすい。
続いて背面。
フォーカスレバーはファインダーの右側におかれ、親指をさっともっていけて実に使いやすい。
背面のモニターはバリアングル式。X-H1はチルト式だったがX-H2Sはバリアングルになった。まあこれは昨今の流れからして仕方がないところか。
注目はモニターを開いた後にある2つのネジ穴と右下の四角いカバー。実はここ、別売りの冷却ファンを装着できるのだ。
動画撮影時の放熱対策である。それにより、4K/60pの設定で240分撮影可能(ただし縦位置バッテリーグリップ使用時、など条件は付く)という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
2
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
3
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
6
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
7
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
8
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
-
9
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
10
「漏えい」の一言で素通り客が振り返る──相次ぐ情報流出の中で開幕のセキュリティ展示会 来場者の態度も激変
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR