店員の笑顔と声、AIが評価「スマイルくん」 イオンが一部店舗で導入
イオングループの一部店舗で、従業員の笑顔や声量を分析し、リアルタイムでフィードバックするAI端末「スマイルくん」が7月から導入される。店舗での実証実験では、店頭での顧客の笑顔と挨拶の実施率が約1.6倍に向上したという。
「スマイルくん」はInstaVRが開発したエッジAI端末。
スマイルくんに向かってあいさつすると、450以上の顔の特徴点を判別して100段階でスコアリングし、声量、滑舌、調子(音程)もリアルタイムに分析。笑顔・発声の完成度を評価する。
笑顔・発声の評価に応じて経験値を得ることができ、一定の経験値を得るとレベルが上がるほか、レベルに合わせて難易度やバリエーションが変化するゲーム要素も含んでいる。
各従業員の成長を時系列で把握したり、店舗間・売場間でのパフォーマンスを比べたり、レベル上位者への表彰などを行うことも可能という。
導入対象は、イオン・イオンスタイルの北陸信越、関東、東海、近畿、中四国エリアの約240店舗。
2023年7月から8店舗(約3400人)の従業員を対象に実証実験し、3カ月間にわたって顧客の笑顔と挨拶についてミステリーショッパー調査を行ったところ、実験店舗では、笑顔・挨拶の実施率が約6割向上したという。
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