Interop Tokyo 2026
「“社長AI”って意味ある?」→言った本人も手のひら返し 幹部の9割が高評価したNTTドコモビジネスの「AI小島社長」開発録(3/4 ページ)
もう1つは品質と安全のジレンマだ。幹部会議の議事録には一般社員が触れてはいけない情報も含まれる。機密情報を全て除外すると、公開情報だけで作った「つまらない社長AI」になる。実際に公開資料のみで試作したところ、口調だけ真似した薄い回答しか返せなかった。
かといってオリジナル版の議事録をそのまま使えば、プロンプトを工夫するだけで機密情報を引き出せてしまうリスクがあった。
対策として、幹部会議の議事録をAIで要約加工し、企業名や具体的な数値を伏せた版を作成した。さらに人間の目でランダムに約10%をチェックする体制を敷いている。西塚氏は「AIと人手を組み合わせることで、経営情報を安全に資産化できる感覚を得た」と手応えを語った。
現在はAIコジーの知見を踏まえ、社内各組織のリーダークラスをAIエージェント化する「上司エージェント」にも取り組んでいるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
8
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
9
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR