走るガジェット「Tesla」に乗ってます
Tesla歴5年の筆者がみなさんの疑問に答えます(5/5 ページ)
市街地での監視付き自動運転「FSD Supervised」について
市街地での監視付き自動運転「FSD Supervised」(レベル2++)に期待してテスラを購入あるいは、検討している方も多いでしょう。自分の所有する車両がソフトウェアアップデートで進化し続けるのは、テスラならではのワクワクする体験です。
筆者のようにHW3(1世代前のコンピューター)を搭載した車両であっても、「FSD v14 Lite」でレベル2++を実現する計画があります。日本での展開時期は不明ですが、米国ならびに隣国の韓国では、フリーモント製の旧型Model 3/Y向けに限定リリースが始まっています。
イーロン・マスク氏は、「HW3はFSD Unsupervisedやロボタクシー等に必要なメモリ帯域を欠く」と述べていますが、逆を言えばFSD SupervisedであればHW3でも運用可能であると読み取れます。5年前に納車された私のModel 3が、監視付きながら最新の自動運転技術(レベル2++)を享受できる日が来るかもしれないのです。
ただ、Teslaでは各国でHW4についてのみ、FSD Supervisedの認可申請を実施しており、HW3におけるFSD v14 Liteは、別の認証プロセスを踏む必要があります。ましてや、HW4+FSD Supervisedの認可すら未だおりていない日本だけに「Lite版」実現の道のりは平坦ではなさそうです。
他社のADASが進化した今、オートパイロットでは遅れをとっている部分は多々ありますが、FSD Supervisedの日本導入によって大きく巻き返すことを期待しています。2027年度ごろの導入という噂もあり、来年が楽しみです。
著者プロフィール
山崎潤一郎
音楽制作業の傍らライターとしても活動。クラシックジャンルを中心に、多数のアルバム制作に携わる。Pure Sound Dogレコード主宰。ライターとしては、講談社、KADOKAWA、ソフトバンククリエイティブなどから多数の著書を上梓している。また、鍵盤楽器アプリ「Super Manetron」「Pocket Organ C3B3」「Alina String Ensemble」などの開発者。音楽趣味はプログレ。Twitter ID: @yamasakiTesla
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