「ライザAI」、配信開始2日で不正利用を警告 生成AIによる“偽画像”拡散も
生成AIスタートアップのSpiralAI(東京都千代田区)は8月27日、スマートフォン向けAIチャットアプリ「RyzaChat:AI ライザと創るあなただけのひと夏の夢物語」を巡り、利用規約に違反する行為が確認されたとして注意喚起した。
同社によると、アプリ内のキャラクター素材や音声などのデータを抜き出し、コンテンツ制作などに利用する行為を確認したという。SNSでは、生成AIで作られたとみられる、同社が制作・提供していないライザの画像や動画も拡散しているとしている。
同社は、データの抜き出しは利用規約で禁じるリバースエンジニアリング(アプリを解析し、内部のデータや仕組みを調べること)などに当たると説明。「こうした行為はおやめくださいますようお願いいたします」と呼び掛けた。悪質なケースについては、関係各所と連携して対応するという。
利用規約ではこのほか、アプリが生成した音声やテキストをみだらな目的や道徳に反する目的で利用する行為、技術的な制限を回避する行為、わいせつな情報を送信する行為などを禁止している。同社は、利用規約を改めて確認し、その範囲内でライザとの会話を楽しむよう求めている。
RyzaChat:AIは、コーエーテクモゲームスの「ライザのアトリエ」シリーズを題材に、SpiralAIが公式ライセンスを受けて開発したAIチャット形式のRPG。錬金術をテーマとする原作の世界で、ライザとの会話を通じて探索や採集、調合、戦闘を進める。8月25日に国内向けの提供を始めて以降、SNSでは続々とプレイの様子がシェアされているが、中にはライザに下品な言葉を言わせようとしたり、ゲームの本旨と関係ない用途に使ったりするような投稿も見られる。
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