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日本語OpenVMSのItanium対応評価版、4月にリリース

» 2004年02月16日 12時06分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは2月16日、OS「日本語OpenVMS」の最新版「V7.3-2」をリリースした。またItanium対応の評価版を4月上旬にリリースする予定。同社は同OSのハードウェアプラットフォームをAlphaからItaniumに移行させる計画を進めており、評価版リリースはその第1弾となる。

 最新版ではネットワークI/Oに対する信頼性やパフォーマンスを向上させたほか、ストレージ管理機能の強化、UNIXとの互換性の向上といった機能拡張が行われた。価格は10万2000円から。

 Itanium対応の評価版には、C/COBOL/FortranなどのネイティブコンパイラやJ2EEなどのJava開発環境などを提供し、Itaniumへの移行をスムーズに行えるようにする。製品版は今年末を目標に開発する計画だ。同社は「HPの基幹OSの一つとしてサポートし続けていく」としている。

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