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» 2004年02月17日 08時53分 公開

PMA 2004で見つけた“気になる10機種”(2/3 ページ)

[本田雅一,ITmedia]

静止画・動画両刀使いのガングリップ型「Optio MX」――ペンタックス

 まだモックアップの状態ながら、ペンタックスは静止画・動画の両方をこなすガングリップ型のOptio MXを展示していた。

mn_pma8.jpg ガングリップ型が目を引く「Optio MX」
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 320万画素のデジタルカメラとして機能するほか、VGAサイズ毎秒30フレームの動画撮影が可能。動画はMPEG4でメモリカードに保存できる。

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 ワイド端が135フォーマット換算で35ミリ相当から始まる10倍ズーム(F2.8〜F3.5)を搭載するほか、オプションでワイド端28ミリ相当を実現するワイドコンバージョンレンズも発売が予定されている。ただし、手ぶれ補正機能は内蔵されない。背面の液晶パネルは上下にチルトするほか、回転させることも可能である。

mn_pma11.jpg 背面の液晶パネルは上下チルト&回転

 発売は6月になる予定だが、価格は現在のところ未定。

Foveon X3搭載「Plaloid X530」――ポラロイド

 ポラロイドの注目は、なんといってもリコー製3倍ズームレンズを搭載したPlaloid X530。取材時、担当がいないとのことで、あまり詳しい話は聞けなかったのだが、450万画素のFoveon X3センサーを採用してる。

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 ただし、展示されていたのはモックアップで実際には動作しないものだった。シグマの一眼レフを見る限り、Foveon X3にはまだ未完成な部分も多いように感じるが、その解像感や得意な絵にはまったときの深みある発色は、他に代え難い魅力も持っている。

 本機では、Foveon X3センサー初となる、本体内でのJPEG生成が可能とのこと。なお、450万画素はRGBをそれぞれ1画素として数えたときの数値。つまり150万画素×3の構成となっている。価格は399ドルで6月下旬の発売を見込んでいるそうだ。"Foveonの絵"に魅せられているなら、注目の製品となることは間違いない。

レンズ固定式「Dimage A2」――ミノルタ

 待望のレンズ交換式デジタル一眼レフ「α-7 Digital」(仮称)の開発表明を行ったミノルタだが、レンズ固定式ながら人気の高いDimage Aシリーズの新機種「Dimage A2」を展示。デザインはロゴ以外ほぼ同じ。コンパクトさではキヤノンのPowerShot Pro1に及ばないが、手ぶれ補正機能AntiShakeの存在は大きい。マニュアル動作のズームによる操作性も魅力だろう。さらに91万画素の高画素液晶ビューファインダーが、圧倒的な見やすさを実現している。

mn_pma13.jpg レンズ固定式ながら人気の高い「Dimage A2」

 ただひとつ、懸念は2/3インチで800万画素のCCDを採用していること。極小画素での画質低下を、どこまで最小限に食い止めているかが評価のポイントになるかもしれない(これは他の800万画素機も同じ)。従来のCCDを搭載し、A2のビューファインダーを搭載した機種があったら……と思ったのは、僕だけだろうか?

コンパクト2機種「COOLPIX 5200」「4200」――ニコン

 ニコンブースでの注目株は、国内発表が終わっている1.8インチCCDと3倍ズームレンズを搭載した「COOLPIX 5200」と「COOLPIX 4200」。両者の違いは画素数で、それぞれ500万画素と400万画素。新しい映像処理チップと新設計の高画質レンズがウリだとか。

mn_pma14.jpg 3倍ズーム搭載コンパクト「COOLPIX 5200」
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 1.8インチCCD搭載のコンパクト機と言えば、これまでキヤノンのIXY Digital 400が一人勝ちに近い状況だったが、この2モデルはその後継モデル以上に魅力的に見えた。見た目以上にコンパクトで軽快な実力機だと思う。発売の6月が待ち遠しい。

ライカDIGILUX2姉妹機「LUMIX DMC-LC1」――松下電器

 松下電器は、ライカDIGILUX2の姉妹機となる「LUMIX DMC-LC1」を展示していた。

mn_pma16.jpg 「LUMIX DMC-LC1」

 DMC-LC1はこれまで参考展示しかされてこなかったが、やっと正式発表となった。28ミリ〜90ミリ(F2.0〜F2.4)のライカブランドを付けた大口径レンズや、レンジファインダー式を思わせるデザインなど、マニア心を刺激する作りがウリ。

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 デジタルカメラ部も2/3インチ500万画素CCDを採用。極小画素による画質低下が懸念されている800万画素ではなく、実績のある500万画素CCDであることは、むしろメリットとなっているかもしれない。米国では春に1600ドルで発売される予定だが、日本での予価、スケジュールに関しては未発表となっている。

“デジタル”カメラから“ただの”カメラへ

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