ニコンカメラ販売は2月12日、コンパクトデジタルカメラ新製品を6月に発売すると発表した。有効510万画素の「COOLPIX 5200」と、有効400万画素の「COOLPIX 4200」の2機種。それぞれオープン価格で、実売予想価格は「5200」が5万円台、「4200」が4万円台。
それぞれ、1/1.8インチサイズのCCDと新開発の3倍ズームレンズを搭載した。EDレンズや非球面レンズの採用により描写力が向上したという。
同社のデジタル一眼レフと同じ画像処理エンジンを備え、階調豊かな画像を再現できるとしている。
赤目を自動で補正する新開発の機能「アドバンスト赤目軽減」を搭載した。
「5200」は640×480ピクセルで30fps、「4200」は同15fpsの動画撮影も可能だ。
SDメモリーカードスロットを備えた(マルチメディアカードは非対応)。12Mバイトのメモリを内蔵する。バッテリーはリチウムイオン充電池。
従来のコンパクト型COOLPIXシリーズからデザインを変更し、高さで5ミリ、奥行きで1.5ミリ小型化している。サイズは88(幅)×60(高さ)×36.5(奥行き)ミリで、重さは約155グラム(本体のみ)。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | COOLPIX 5200 | COOLPIX 4200 |
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撮影素子 | 1/1.8インチ有効510万画素CCD(総画素数526万画素、原色フィルター) | 1/1.8インチ有効400万画素CCD(総画素数413万画素、原色フィルター) |
記録画素数 | 静止画:2592×1944/2048×1536/1600×1200/1024×768/640×480ピクセル、動画:640×480/320×240/160×120ピクセル(30fps) | 静止画:2272×1704/2048×1536/1600×1200/1024×768/640×480ピクセル、動画:640×480/320×240/160×120ピクセル(15fps) |
記録形式 | 静止画:JPEG、動画:Quick Time | |
レンズ | 7.8−23.4ミリ(35ミリカメラ換算で38−114ミリ)、F2.8−4.9 | |
撮影距離 | 約30センチ−∞(マクロ時:約4センチ−∞) | |
電子ズーム | 最大4倍 | |
ファインダー | 実像式 | |
液晶ディスプレイ | 1.5インチ低温ポリシリコンTFTカラー | |
記録メディア | 内蔵12Mバイトメモリ、SDメモリーカード | |
電源 | リチウムイオン充電池 | |
サイズ | 88(幅)×60(高さ)×36.5(奥行き)ミリ | |
重量 | 約155グラム | |
実売予想価格 | 5万円台 | 4万円台 |
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