改めて考える単眼カメラとモノラルスピーカー それでも「iPhone Air」を推したくなる理由(1/3 ページ)

» 2026年02月09日 12時00分 公開
[山本竜也ITmedia]

 Appleが2025年9月に発売した「iPhone 17」シリーズ。その中にあって、一際異彩を放つのが、Plusシリーズに代わって追加された「iPhone Air」だ。

 6.5型という大画面ながら、わずか約5.64mmの薄さと約165gの軽さを実現。Proシリーズと同じチップセット「A19 Pro」を搭載しながら、カメラは48MP Fusionカメラ1つのみ、スピーカーはモノラルという割り切った仕様となっている。

 以前に出荷台数が振るわず減産が指示されたというニュースも伝えられており、一般層にはあまり響いていない様子だ。しかし、筆者の周囲やSNSなどで見かけるギーク層には意外と人気が高く、この一代で消えてしまうのはもったいないという声もよく聞かれる。

 では、実際のところはどうなのだろうか。「薄さ」や「軽さ」といった数字上のスペックだけでなく、ギーク層以外でも日常的に問題なく使える端末なのか。AppleからiPhone Airを借用したので、普段使いの視点から確認していこう。

Apple 新型 スマートフォン iPhone Air スリム 軽量 1眼 A19 Pro 軽量 MagSafe Appleの新型スマートフォン「iPhone Air」

軽くて薄い「iPhone Air」

 まず、手に取った瞬間に感じるのが、この「薄さ」と「軽さ」だ。

 iPhone Airの本体サイズは約74.7(幅)×156.2(奥行き)×5.64(厚さ)mmと、6.5型のSuper Retina XDRディスプレイを搭載する端末としては、かなりコンパクトな印象だ。従来のPlus(6.7型)がPro Max(6.9型)に近い画面サイズだったのに対し、AirはiPhone 17/17 Pro(どちらも6.3型)に近いサイズに収まっている。

Apple 新型 スマートフォン iPhone Air スリム 軽量 1眼 A19 Pro 軽量 MagSafe ディスプレイは6.5型のSuper Retina XDRディスプレイを搭載する
Apple 新型 スマートフォン iPhone Air スリム 軽量 1眼 A19 Pro 軽量 MagSafe 6.3型のiPhone 17 Pro(左)と、6.5型のiPhone Air(右)
Apple 新型 スマートフォン iPhone Air スリム 軽量 1眼 A19 Pro 軽量 MagSafe iPhone 17 Pro(左)とiPhone Air(右)。背面のデザインも大きく異なる

 横幅はやや広めだが、厚さが約5.64mmしかなく、重量も約165gとiPhone 17(約171g)よりも軽量なため、持ちにくさはほとんど感じない。ポケットに入れてもかさばらず、長時間手に持っていても疲れにくい。これは日常使いにおいて、想像以上に大きなメリットだ。

Apple 新型 スマートフォン iPhone Air スリム 軽量 1眼 A19 Pro 軽量 MagSafe iPhone Airはやや幅が広いが薄く軽いため、持ちにくいということはない

 その厚さだが、広げた状態のフォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold 7」(厚さ約4.2mm)よりは厚いものの、薄型のアラミドケースを装着した状態ではほぼ変わらないサイズとなる。

Apple 新型 スマートフォン iPhone Air スリム 軽量 1眼 A19 Pro 軽量 MagSafe アラミドケースを装着した「Galaxy Z Fold 7」(左)とほぼ変わらない厚さだ

 本体が薄いといっても、側面のカメラコントロールやアクションボタンは、他モデルと同じく搭載している。特別使いやすくなったということはないが、薄すぎて使いにくいとは感じなかった。

Apple 新型 スマートフォン iPhone Air スリム 軽量 1眼 A19 Pro 軽量 MagSafe カメラコントロールやアクションボタンなどは、他のモデルと同様に搭載されている
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月13日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. 手のひらサイズの小型PCがお得に! GEEKOMが「冬セール」を開催中 (2026年02月12日)
  3. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  4. カラー電子ペーパーで好きな画像を飾れる「SwitchBot AIアートキャンバス」が楽しい 13.3型の迫力と魅力 (2026年02月13日)
  5. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  6. PC値上げの波はVAIOにも? 糸岡社長が明かす「マウスエフェクト」への対応とブランド価値の向上 (2026年02月13日)
  7. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  8. アイ・オー、拡張ドック機能を備えたType-C接続対応の27型4K液晶ディスプレイ (2026年02月12日)
  9. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  10. 「雲」から降りてきたAIは「パーソナル」な存在になれるのか――開催から1カ月経過した「CES 2026」を振り返る (2026年02月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年