改めて考える単眼カメラとモノラルスピーカー それでも「iPhone Air」を推したくなる理由(3/3 ページ)

» 2026年02月09日 12時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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スピーカーはモノラルという割り切り

 iPhone Airは、モノラルスピーカーだという点にも注意した方がいい。正直なところ、15万円を超えるスマートフォンの音としては、かなり物足りなさを感じる。動画を見たり音楽を聞いたりする際に、ステレオスピーカーとの差は明確だ。

 ただし、これもまた使い方次第だろう。筆者の場合は四六時中イヤフォンを装着しており、スマートフォンのスピーカーで直接聞く機会はほぼない。動画を見たりゲームをしたりする場合にも、イヤフォンを使っている人は多いのではないだろうか。そういった使い方であれば、スピーカーがモノラルであることは大きな問題にはならない。

ケース選びは悩ましい

 専用の「iPhone Airバンパー」(6480円)も借りたので紹介しておこう。ケースと言っていいのか分からないが、iPhone Airの薄さを損なわず、かつ落下時に側面をしっかりと保護する目的のものだ。ボタン類も覆ってしまうが、カメラコントロールにも導電層が重ねられており、装着状態でも問題なく利用できる。また、ストラップホールが2カ所開いており、別売りの「クロスボディストラップ」(9980円)も装着できる。

 ただ、見た目が少々野暮ったくなるのは難点だろう。iPhone Airのきれいな外観を生かしたいなら、別のケースを選んだ方が良さそうだ。

Apple 新型 スマートフォン iPhone Air スリム 軽量 1眼 A19 Pro 軽量 MagSafe iPhone Air用に専用のバンパーが用意されている。写真はライトグレイで、全4色から選べる
Apple 新型 スマートフォン iPhone Air スリム 軽量 1眼 A19 Pro 軽量 MagSafe バンパーを装着すると、見た目が少々野暮ったい雰囲気になり、iPhone Airの外観を損ねてしまう気がする
Apple 新型 スマートフォン iPhone Air スリム 軽量 1眼 A19 Pro 軽量 MagSafe バンパーにはストラップホールがあり、別売りのクロスボディストラップ(全10色)を装着できる

まとめ

 短い時間ではあるものの、iPhone Airを使ってみた印象としては、普段使いする上では問題なく利用できるデバイスだと感じた。大画面で軽量なスマートフォンが欲しいという人にはぴったりだろう。

 カメラが単眼でモノラルスピーカー、バッテリーも控えめと、スペック表だけを見ると確かに不安になる要素が並んでいる。しかし実際に使ってみると、これらの「欠点」は思ったほど気にならない。むしろ、薄さと軽さがもたらす快適さの方が、日常使いにおいては大きな価値を持つ。

 最近は実機を手に取って見比べるよりも、ネットで購入してしまうという人も多い。特にiPhoneを購入するユーザー層は、そういう傾向が強いのではないかと思う。そうなると、スペック上の数字だけで判断され、iPhone Airが選ばれにくくなるのかもしれない。iPhone Airが不人気だと言われる要因の1つには、そういったこともありそうだ。

 ただ、iPhone 17シリーズに関しては、ベースモデルのiPhone 17の出来が良く、3万円高いiPhone Airを選びにくいというのも事実だ。大画面と薄型軽量という特徴に3万円分の価値を見出せるかどうか。もし購入を悩んでいる人は、ぜひ実機を手に取ってから検討してほしい。その薄さと軽さは、数字では伝わらない魅力を持っているはずだ。

Apple 新型 スマートフォン iPhone Air スリム 軽量 1眼 A19 Pro 軽量 MagSafe 付属品はUSB Type-Cケーブルのみだ
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