3K非光沢OLEDが秀逸! 最新Ryzen AI搭載の14型モバイル「EliteBook X G2a 14 AI PC」を試す(1/3 ページ)

» 2026年08月13日 16時00分 公開
[鈴木雅暢,ITmedia]

 日本HPから登場した「EliteBook X G2a 14 AI PC」は、AMDの最新プロセッサ(開発コード名:Gorgon Point)を採用したビジネス向け14型薄型軽量モバイルノートPCだ。

 最新モデルらしく、高度な基本パフォーマンスとバッテリー駆動時間を両立し、先進のAI体験もできる1台となっている。Ryzen AI 7 PRO 450を搭載した実機を入手したのでレビューしていこう。

Photo 日本HPの「EliteBook X G2a 14 AI PC」は、AMDの最新プロセッサを搭載したビジネス向け14型の薄型軽量モバイルノートPCだ。評価機ではRyzen AI 7 PRO 450を搭載している。

AMDの最新プロセッサを採用

 評価機の基本スペックをチェックしよう。CPUのRyzen AI 7 PRO 450は、2026年1月に発表された最新世代のモバイル向けプロセッサで、Zen 5コアとZen 5cコアを4基ずつ備えた8コア16スレッド、最大ブーストクロックは5.1GHz(Zen 5コア)という内容だ。

 Gorgon Pointは最新世代ではあるものの、アーキテクチャは前世代のStrix Pointを継承しており、目新しい要素は特にないが、前世代の時点で、パフォーマンスと省電力性両面において評価が高く、本製品もビジネスPCとして一流の性能とバッテリー駆動時間が期待できる。

 メモリは32GB(LPDDR5X-8533)のオンボード実装で、増設や換装はできない仕様だ。ストレージは512GBのSSDを搭載している。

Photo Ryzen AI 7 PRO 450は、AMD最新の開発コード名「Gorgon Point」世代のモバイルPC向けプロセッサで、Zen 5コアとZen 5cコアを4基ずつ搭載した8コア16スレッドとなる
Photo グラフィックス機能は、CPU内蔵のRadeon RX860M Graphicsだ。RDNA 3.5ベースの8コア構成となる
Photo ストレージは512GBのSSDを搭載する。評価機ではSamsung製だった
Photo CrystalDiskMark 9のスコア。PCIe 4.0 x4対応SSDの中でも上位に入る良好なスコアだ

金属製の高級感あるボディーを採用

 ボディーは、A4ファイルサイズで重量が約1.076kg(最小構成)と持ち運びに適したサイズ感だ。突起部を含まないボディーサイズは、約312.7(幅)×217(奥行き)×15.95〜17.15(厚さ)mmとなっている。

 ボディー素材はマグネシウム合金を採用する。汚れが付きにくいPVD(物理蒸着)コーティングで仕上げられており、質感が高く、手触りも非常に良い。

 金属ならではの質感の高さ、そして頑丈さも兼ね備える。頑丈さについては、MIL-STD-810Hに準拠した耐久性テストをクリアしている裏付けもある。

 なお、主要部品の60%に、リサイクルされた銅、アルミニウム、プラスチック、廃食用油などの再生素材を使用している。パッケージに持続可能な原料を100%使用するなど、サステナビリティーにも配慮した設計だ。

Photo ボディーの素材はマグネシウム合金で、カラーはダークなアトモスフィアブルーを採用する。汚れが付きにくいPVD(物理蒸着)コーティングで仕上げられている
Photo ボディーサイズはほぼA4サイズで、重量も約1.076kg(最小構成)と軽い
Photo 付属のACアダプターも小型軽量だ。USB Power Delivery(PD)対応で最大出力は100Wで、公称重量は本体が約152g、ケーブルが約58gだ
Photo ボディー裏面。奥側に排気口がある

68Whの大容量バッテリーを搭載

 バッテリー容量は、公称値で68Whと大容量だ。公称駆動時間は約15時間30分(MobileMark 25)となっている。

 実測テストは、画面輝度を100%、システムをバランスモードに設定した状態で、UL Procyon Benchmark Suites(VideoPlayBack One Hour Battery Consumption)を使い、1時間の消費バッテリー量を計測した。

 結果は、同じペースで残量100%から約5%まで減るとすると11時間52分駆動できることになる。最大輝度400ニトの3K有機ELディスプレイを搭載していることを考えれば優秀だろう。

Photo バッテリー容量は68Whと大容量だ。公称駆動時間はMobileMark 25で約15時間30分となる
Photo myHPユーティリティーには、バッテリーの劣化を防ぐ設定も用意されている
Photo UL Procyon Benchmark Suites/VideoPlayBack One Hour Battery Consumptionのテスト結果(画面輝度は100%)。想定駆動時間は約11時間52分だった
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