ニコンは1月28日、コンパクトデジタルカメラ新製品2機種を発表した。有効320万画素CCDを搭載した「COOLPIX 3200」(2月27日発売)と、有効200万画素CCD機「COOLPIX 2200」(3月12日発売)の2機種。それぞれオープン価格で、実売予想価格は「3200」が3万5000円前後、「2200」が2万5000円前後。
手になじみやすいデザインを採用したコンパクトデジタルカメラ。「3200」は「COOLPIX 3100」の、「2200」は「COOLPIX 2100」の後継モデルで、記録メディアがコンパクトフラッシュからSDメモリーカードに変更されたほか、PCなしで直接プリンタと接続して印刷できる規格「Pict Bridge」に対応した。
シーンに応じて最適な露出、フォーカス、ホワイトバランスなどを自動でコントロールする機能や、ガイドフレームを表示して構図をとりやすくする機能を備え、初心者でも使いやすくした。
本体には14.5Mバイトのメモリを内蔵した。電源は単3形乾電池2本。
「3200」は、最長223秒までの音声付き動画撮影が可能。「2200」は音声なしでの動画撮影に対応する。
本体カラーは「3200」が「パールシルバー」「ラズベリーレッド」「ミントグリーン」の3色、「2200」はシルバーのみ。
また、6月発売予定の防水ケース「WP-CP1」を装着すれば、水深40メートルまでで撮影できる。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | COOLPIX 3200 | COOLPIX 2200 |
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撮影素子 | 1/2.7インチ有効320万画素CCD(総画素数334万画素、原色フィルター) | 1/3.2インチ有効200万画素CCD(総画素数214万画素、原色フィルター) |
記録画素数 | 2048×1536/1600×1200/1024×768/640×480ピクセル | 1600×1200/1024×768/640×480ピクセル |
レンズ | 5.8−17.4ミリ(35ミリカメラ換算で38−115ミリ)、F2.8−4.9 | 4.7−14.1ミリ(35ミリカメラ換算で36−108ミリ)、F2.6−4.7 |
撮影距離 | 30センチ−∞(マクロ時は4センチ−∞) | |
電子ズーム | 最大4倍 | |
ファインダー | 実像式 | |
液晶ディスプレイ | 1.6インチ低温ポリシリコンTFT | |
記録メディア | SDメモリーカード/マルチメディアカード、内蔵14.5Mバイトメモリ | |
電源 | 単3形アルカリ乾電池×2本(付属)、リチウムイオン充電池、単3形ニッケルマンガン/ニッケル/リチウム電池×各2本 | |
サイズ | 88(幅)×65(高さ)×38(奥行き)ミリ | |
重量 | 約140グラム(本体のみ) | |
実売予想価格 | 3万5000円前後 | 2万5000円前後 |
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