コニカミノルタ、写真部門を完全統合

[ITmedia]

　コニカミノルタホールディングスは2月19日、写真関連事業部門を統合すると発表した。フィルムなどを扱うコニカミノルタフォトイメージングと、カメラ部門のコニカミノルタカメラを4月1日付けで合併する。

　統合後の新会社は「コニカミノルタフォトイメージング」とし、社長は現フォトイメージングの岩間秀彬社長が就任。本社は東京都新宿区に置く。

　2003年10月1日の事業再編ではそれぞれ別会社として出発したが、統合でデジタルカメラやフィルム、インクジェットプリンタ用紙など関連製品を総合的に扱う。売り上げ規模は約3000億円。

　フォトイメージングの販売会社コニカミノルタマーケティングとカメラの国内営業部も同時に統合、「コニカミノルタマーケティング」として出発する。

　コニカミノルタは再編当初、カメラは「ミノルタ」ブランド、フィルムは「コニカ」ブランドとするなど旧ブランドを製品によって使い分けていたが、今後はカメラやフィルムも「コニカミノルタ」ブランドに統一する方針を打ち出している。