米IBMが4月15日発表した第1四半期(1〜3月期)決算は、継続事業の1株利益が前年同期比18%増の93セントとなった。継続事業の売上高は同11%増の222億ドル、利益は16%増の16億300万ドル。非継続事業の損失100万ドルを含めた純利益は16億200万ドル(1株当たり93セント)となっている。
「IBMは引き続き特定分野で業界をしのぐ成績を上げ、シェアを伸ばした。サービス分野では100億ドル以上の契約を獲得して業界を主導、ソフトとシステム事業も成長し、zSeriesサーバとWebSphereミドルウェアでは大幅な進展をみた。中国、欧州、インド、ブラジルなどの新市場では2けた台の成長を達成している」。サミュエル・パルミサーノ会長兼CEOは談話の中でこう述べている。
事業別の売り上げは、グローバルサービス部門が9%増、継続事業のハードウェア収入は16%増。同四半期中にシステム部門とテクノロジー部門が合併して新設されたシステム&テクノロジー部門の売上高も、eServerの売上高増大が貢献して14%増となった。
パーソナルシステム部門の売上高は、モバイルPCが大きく伸びたことから18%増。ソフト収入は11%増となっている。一方、グローバルファイナンシング部門の売上高は6%減となった。→詳細記事
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