セキュリティ企業の米Symantecは5月10日、企業向け電子メールセキュリティソフトの新版「Mail Security for SMTP 4.0」を発表した。
Mail Security for SMTP 4.0は、ウイルス対策とスパム対策、コンテンツフィルターを組み合わせ、SMTPゲートウェイでネットワークへの侵入を食い止めるソフト。新機能の「Mass Mailer Cleanup」ではウイルスに感染した電子メールの添付ファイルのみを削除するのではなく、メールそのものを削除して、大量のウイルスメールによるネットワークの輻輳を防ぐ。
また、スパム対策エンジンの「Heuristics」を強化、常に変化を続けるスパムコンテンツの検知にも対応したほか、スパム定義ファイルのアップデートをLiveUpdateサービス経由で提供できるようになった。
さらに、信頼できる相手からのメールは自動認識して、スパムフィルタを通したりブラックリストと照合するプロセスを経ずに済むようにした。これにより、適正なメールが誤ってスパムと認識されてしまう問題を大幅に削減できるとしている。
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