三洋信販は5月20日、1162人分の顧客データ流出を新たに確認したと発表した。1月に流出が発覚して以来、合計で1万8000人分以上が流出したことになる。
同社によると、5月19日に朝日新聞社から1162人分のデータが持ち込まれ、同社の顧客データと一致した。データには氏名、年齢、生年月日、電話番号、勤務先と、貸し付け残高が含まれていた。
朝日新聞は合計で116万件の個人情報を所有しているとしており、同社の全データ200万人分のうち、貸し倒れ分などを除いた120万人分が流出した可能性が高いという。
同社は1月に、173人分の顧客情報が流出したと発表。4月30日までに合計で1万7130件分の流出を確認していた。同社では、債権回収を装った架空請求に注意するよう顧客に呼びかけている。
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