米Computer Associates International(CA)は今週、ラスベガスで開催のユーザー会議caworldで、昨年7月に発表したオンデマンドコンピューティング技術「Sonar」を採用した管理ソフトモジュール4製品のうち第一弾を発表する。
Sonarベース製品の一つである「eTrust Network Forensics」は、セキュリティの観点からITインフラ機器の間のつながりを特定する。このツールは実際には昨年12月に出荷が開始されているが、今回、正式発表の運びとなる。ほかのモジュールは、今年の夏から秋にかけて提供予定。
Sonarは、CAのセキュリティ、ストレージ、ネットワーク、アプリケーションのパフォーマンス管理の各製品ラインに自動化機能を加えるために設計された。
CAのヨゲッシュ・グプタCTO(最高技術責任者)は先週行われたインタビューで、これら新ツールの中でもCA Unicenter NSM製品用のアドオン「Smart Business Process Views」(SmartBPV)に重点的に言及している。
現在限定的なβテスト段階にあるSmartBPVは、企業ネットワーク上にあるサーバ、ルータなどの機器のグラフィカルビューを自動的に生成・更新し、IT管理者がどのビジネスプロセスをサポートしているか示すという。例えば、ネットワーク上のMicrosoft Exchangeサーバや、接続中のネットワーク機器をすべて特定できるとグプタ氏は説明している。
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